短期海外用プリペイドSIM「Wi-Ho!(ワイホー)」

ヨドバシで発売。
業界初らしいですね（米・台・香・中、4ヵ国用のSIMを用意）。

ただし、日本のスマホは基本的にバッキバキのSIMロック機なので、そのまま挿しても使えない可能性大。この辺の説明は購入時にちゃんとしてると思いますが、知らないで買って現地で使えなかったときのガッカリ感はもう致命傷なので注意。

[Livedoor NEWS]
http://news.livedoor.com/article/detail/8362717/

 

今さら聞けないSIMロックとは

「●●で買ったスマホは●●でしか使えない」ということ。

例えばdocomoで買ったスマホをauに持って行っても使えません（でもdocomoの場合はiPhone以外なら3,150円でロック解除してくれます。docomoは意外と世界標準に前向き。その真逆がS○(笑)）。

普通はそんなことしないので、あまり気にしないという意見もありますが、「普通はそんなことしない」というのは携帯会社の「顧客囲い込み」がうまくいってるということでしょう。

日本国外に出てしまったりすると、当然日本の電波は飛んでませんから、「その国のどこかの携帯会社の電波に“ローミング”」することになる。

基本的に「何もせずにそのまま使える」ようにはなっていますが、「通話料金とデータ通信代」が大幅に跳ね上がるというデメリットがあります。データ通信は１日最大2980円になるので（海外ダブル定額の場合）、３泊４日なんかしたらこれだけで1万超えてくるわけです。ちょこちょこっとネットしてメールしてSNSやって12000円ですよ。
※「最大」とは言っていますが、一瞬で最大になります(笑)。

そこで、SIMフリー機を持っている場合は、現地のSIMに挿し替えて利用すれば、現地用の「現地料金スマホ」が一丁上がりってわけです。

ただし、SIMカードを挿し替えるので当然「電話番号」も変わります。スマホが１台しかない場合で現地でSIMを挿し替えるのは、日本との「090」や「080」で始まる電話連絡も絶つことになりますので注意。

 

SIMフリーが必要になるときはどんなとき？

１）スマホを買い換えたとき。

スマホは携帯じゃなくでPCなので、古いのをそのまま眠らせるのはもったいない。友人にあげたり売ったりもできますが、その際に携帯会社が縛られてしまう。

２）MVNOを使いたいとき。

今は「MVNO（Mobile Virtual Network Operator）」という月480円SIMや月980円SIMが売ってますので、それを挿すことでスマホの格安利用ができます（「090」や「080」の電話番号はもらえません）。iPadなどのタブレットも含めて、２台目として使う際にはとても便利です。

ちなみに、先日購入したNEXUS7 LTE（SIMフリー）は、この使い方でiPadmini（SIMロック）の仕事をあっさり奪いました(笑)。

３）頻繁に海外に行くとき。

スマホに現地のSIMを挿せば、現地料金でスマホが利用できます（ただし電話番号が変わるので注意）。何しろ頻繁にSIMの挿し換えが必要な人。

一昔前なら「docomoでiPhoneを使いたいとき」というのも選択肢に入りましたが、今はdocomoでもiPhoneが発売になりました。

 

しかし、スマホ（タブレット含む）は当然WiFi利用ができます。つまりPCなわけです。WiFiが使えれば世界中どこにいようとSIMフリーだろうとロックだろうと関係なかったりするんですね。「電話料金」だけはローミングなので跳ね上がったままですが、そもそも電話はあまり使わない、という人は、WiFiルーターを借りてしまうのが最も簡単で安上がりなんじゃないかなと思います。そのままLINEも使えますしね。

いや、やっぱり電話は使う、という場合でも（僕も実はこっちです）、相手がiPhoneならFaceTimeオーディオで世界中無料、それ以外はSkypeクレジットを使って電話すればいいんですね（僕の場合、国内にいるときでもこの手法です(笑)）。

こうして冷静に考えると、SIMロックされててもあまり不便じゃないんですね。携帯会社はそう頻繁に変えませんし（縛られてるということもあり）、２台目、３台目、とそうそう買うものでもありません。

長々と書きましたが、結論としては、「現地でルーターを借りる」という方が僕には合ってるのかな、と思いました（というより、そもそも今回韓国版は発売していません(笑)）。

[韓国でEggを借りてみた 2012.07.11]
http://dosuzuki.com/manablog/4784/

 

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