2015年に日本もSIMロックフリー国になるか?総務省が検討開始。
SIM縛り、2年縛りなど、携帯電話に関してはいろいろな縛りが多い我が国ですが、現在スマホで月に基本料だけで6000〜7000円とか払って使っている人もいるわけで、この辺の引き下げを含めて総務省が検討を開始したそうです。
ちなみにアメリカでは、今年から希望に応じてSIMロック解除ができるようになったみたいですね。
ただ、基本料が下がって2年縛りもなくなった場合、当然端末は実費購入になると思います。この辺は賛否両論あるかもしれません。
が、例として月約7000円払って2年縛りとした場合、支払額の合計は約168,000円(端末は実質無料。これが現在の日本のビジネスモデル)。これがもし、基本料が3000円になったとすると、実費で91,800円のiPhone 5sの64MBを買ったとしても2年間の合計は163,800円。さらに、SIMロックフリーで縛りもないとなれば、明らかに後者のほうが良いでしょう。しかも前者は、端末単価がiPhoneの半分前後のAndroid機でもこの値段なわけです。よく「実質無料」なんて広告を目にしますが、数字のマジックにはだまされないように注意したいところです。
あと、料金の項目をもっとスッキリさせてもらいたいというのもあります。「◯◯料金」や「◯◯割」などの項目が多く、明細書を見てもいまだに理解するのに時間がかかりますよ(笑)。
- [参考] 携帯顧客囲い込み規制 SIMロック解除促進へ総務省検討|日経新聞
- [参考] 総務省、SIMロック解除促進へ検討開始 ー 2年縛り契約も見直しへ|気になる、記になる…