iMac 5Kを触って、WEB屋としての危機感を感じた。Apple Storeにて。
Apple Storeの近くを通りかかったので、ちょっと5Kをいじりに寄ってきました。また、この間お世話になったスペシャリストの方とコンタクトが取れたら良いなという希望もあって(ブログコメントで良い情報も頂いたので)。
しかしスペシャリストは全国に配備されていて、僕が最もお世話になったスペシャリストは札幌の配属だったという。そうだったんですか。じゃ、札幌店にいったときにまた声をかけてみようと思います。
それはそうと、5Kを触ってきました。
初めてMacbook Pro Retinaを触った時と同様に、このディスプレイの美しさは一瞬でわかります。明らかに今までのPCとは異なる「美」で、隣にあった「今までのiMac」に目をやると、もうそれが汚く見えてしますほどです。さらにRetinaは全てが滑らかで目にも優しそうですね。
とはいえ、iPhoneもiPadももはやRetina液晶なので、その美しさを語るのは今更感もあるんですが、それが「27インチ」になると、また破格のスケールに見えました。
今回のiMacは、デフォルトでFusionドライブが実装されていたり(オプションでフルSSD化も可)、値段も今までと比べて破格のスケールなんですが、実際に実物を見ると、決して高くはないといった印象を持ちました。要するに、値段相応の満足は十分得られるレベルだと。
実はその場で、買っちまおうかという気持ちも一瞬頭をよぎりました。が、税込28万円は当然衝動買いできる金額ではありません。
やっぱり写真ではこの美しさは伝わりませんが…
5120ピクセルとか、もうWEB屋としての危機感も感じるようになりました。WEB上の「Retina用に作られていない画像(当然現在ほとんどがそう)」は、このiMacからはもう全てが汚く見えてしまいます。
またこうなると、今回Appleもいよいよ公式サイトがレスポンシブレイアウトになりましたが、今後これは必須となってくるでしょう(ちなみに「レスポンシブルサイト」は「スマホサイト」とは概念が違います)。横幅1000ピクセル前後で作られて固定だった数年前のWEBサイトは、5Kで見るとものすごく細かくこじんまりしたものに見えてしまいました。
今までは、Internet Explorerのような癖のあるブラウザから、ChromeやSafariのようなシンプルなブラウザまで、利用者の幅が広がれば広がるほど、製作者はチェック事項が増えて首を絞められていきました。今回の解像度の件も同じで、格安Androidスマホから5Kまでの利用者の幅が広がったら、画像類はどう処理していくべきか、また頭を悩まされそうです。
また、今後Windowsも追随してこのスペックが主流となっていったとき(いまだXPを使っている輩が全世界に多数いることからすぐにではないと思われる)、当然通信のトラフィック量は跳ね上がりますし、IT業界にはまだまだ無限の伸びしろがありそうです。
https://www.youtube.com/watch?v=dlfN4vgzypw
こちらはAppleの公式動画。
iMac with Retina 5K display - The Evolution of Retina
↓現在Amazonだと若干安くなってます。