diary iPhone

iPhoneに副回線(eSIM)の導入方法と感想。楽天グループの株主優待に感謝。

今回から優待を大きく変更した楽天ブループ。そのeSIMが届きました。

選べる優待はpSIM(物理SIM)かeSIM(仮想SIM)のどちらか。私はeSIMを選択し、メインのiPhoneに副回線として実装しました。

 

送られてきた封筒に入っていたのは、もはやこのQRコード2発のみ。

お〜、ゴミが少なくていいねぇ〜と思ったのもつかの間、右のスタートガイドを見ながら左のeSIMを読み込んで、、、

 

ってちょっと待って、これ逆に不親切じゃない?

 

1つの端末でQR2つを読み込んで同時作業ってあり得ないよね。しかもこのガイドはPDFファイル直リンクで、こうなるとURLをPCに転送するのも簡単ではない。

私はまずなんとかURLを抽出して、それをMac側に飛ばしてPCの画面でスタートガイドを表示させながらeSIMの設定を行いました。念のためその抽出したURL直リンクも置いておきます↓

スタートガイドの直ダウンロードはこちら(PDF)

しかしこの導線、もはやPCを所持していない層が増えているんだということも察しますね。

もはやというか、日本は今も昔もさほど変わっていない↓

これが影響しているか否か、昨年日本はとうとう韓国に、一人あたりのGDPが追い越されました。

少し話が変わりますが関連記事です↓

若者たちへ。iPhoneやiPadより先にPCを手に入れて欲しい。

スタートガイドはタブレットとか別の端末で読み込め!としたほうが、現代の誘導方法としては最適解なのかとも思ってしまいました(そういう説明も特に書いてはいなかったが)。

 

で、このガイドが結構ひどかった(笑)。

eSIMの開通手続きは簡単で、たったこれだけです。

ですが、この「3」に書いてある「モバイル通信プランを追加」という項目はすでになくなっており、現在は「eSIMを追加」に変わってますから注意。

最初にOSを最新にアップデートしなさいと言ってる割に、ガイド自体が古いという。もれなく全員ここで一瞬「あれ?」とつまづきそうになるはず。

 

しばらくすると「主回線」「副回線」と2つのアンテナが表示され2つの回線が同時に使用可能になります。

 

iPhoneの「設定>モバイル通信」を確認すると、もうひとつの電話番号も付与されており、またこの設定画面で、「電話」と「データ通信」のそれぞれをどちらの回線を使うかの切り替えもできます。

私は電話を主回線、データ通信を副回線としました。もちろんこの状態でも、副回線へ電話がかかってきた際も受けることができます。要するに、2つの電話番号を持ったiPhoneになりました。

ただこの主回線と副回線の表記、なんとかなりませんかね?

 

老眼には主副の見分けがつきません!

どう目を凝らして見ても判別できません(笑)。いや、これは老眼でなくともキツイと思うぞ。まぁこれはiPhone側の仕様となりますが。

 

次に楽天の「無料通話の設定」なのですが、今回「Rakuten Link Office」アプリが必要で、これもまたガイドに誤りが↓

 

これは「iPhoneの設定欄(20ページ)」に載ってたQRコードですが、アンドロイドの設定欄と全く同じものが載っており、iPhoneなのにGoogle Playに飛ばされました(笑)。しかもすぐ左に「Google Playにて」とか書いてあるし。

中国のマニュアルかと思うほどにコピペで持ってきたのがバレバレ。しかもノーチェックという。

突貫工事過ぎるぞ楽天w

ということでアプリは自力でダウンロード。

 

右がいつも使っている無料通話アプリで、左が今回追加した無料通話アプリ。

この色もなんとか変えられなかったか、と思ったけど、主回線が楽天以外の人には特に影響はないんですね。私は両方とも楽天なので色での見分けがつきにくくなっています。

楽天モバイルで最も良いところは、何と言ってもこの「無料通話」。どこに何時間電話しようが全てが無料で(0570や海外除く)、私はこれで、家の電話も辞めたのです。

 

あと、上はデータ使用量なんですが、今回追加した「優待eSIM」は使用量の確認ができないというようなことを以前どこかで読んだような?確かに表示されたのは今まで通り主回線のみでした。

いずれにせよこの優待eSIMは月30ギガなので、今まで月3ギガ以上使ったことない私にしてみれば、実質無制限みたいなものなんですけども。

今月は上の通り、もう月末なのに1ギガも使っていません。

【追記】副回線のデータ使用量は、先程のiPhoneの設定画面よりiPhone側で確認ができました↓

ただこの場合、毎月手動でのリセット作業が必要です。

この辺、10年前のIIJのアプリにすら追いついていませんね↓

auからBIC SIMへMNPして数日経過。何が変わったのか?

まぁ、言っても株主優待なのでその辺は大目に見ろ的なスタンスなのかもしれませんが、こういう細部にまでビシッと決めてくれると感動量もケタが変わってきたのに。

以上、今回初めてeSIMを使ってみましたが、QRコード一発で実装できること、主回線に影響なく使用できること、切り替えも自由自在に行えることなど、実際に使うことでいろんな発見がありました。

例えば海外などで現地SIMが必要な際、お手軽に「現地eSIM」を追加できるというのもとても良いですね。SIMを挿し替えないため、主回線の電話番号が生きているというのが何よりもメリット(挿し替えちゃうと当然主回線の電話番号は使えなくなる)。

韓国eSIM 5日間 プリペイドeSIM

私は今までこれが嫌で必ずルーターをレンタルしていましたが、こんなに簡単ならもうeSIMで良いでしょう。安いしどこでも買えるし、何より返さなくてよいし。

そんなことにも改めて気づかせてくれた今回の楽天グループに感謝。マニュアルだけは直ちに要改訂ですけどね(笑)。

あと、来年以降もこの優待が続くことを願って。

 

しかしここまでやっちゃうともう、後には引けませんよ。

赤字続き「楽天」携帯事業…三木谷浩史氏が明かした巻き返しプラン|産経ニュース

 

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