円高も楽しんだもん勝ち。気づいたら、ドルを買うことしかしていない。
意味もなく揺れる2月。
上はドル円の日足1年のチャート。2017年は、4月と9月に108円前後まで下げました。そう、ミサイル危機のときです。しかし今はそれすらを突き抜けて106円台。
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1月下旬にiPhone Xが売れていない報道が世界を賑わし、「アップルショック」ドーンと思っていたら、その直後にNYダウが9年2ヶ月ぶりの下げ幅を見せ、突然世界中が厳戒態勢に。
そしてその3日後に第2波。当然リスクヘッジでどんどん円が買われ、日に日に円高に振れていきました。
今回の下げは、VIX恐怖指数の突然の跳ね上げによって、AIの自動売買システムが起動したことがきっかけでパニック状態となった「VIXショック」なんて言われていますが、本当はなんだったのでしょうか。
そのAIも、本当に指数によって起動しただけなら良いのですが、、、
もしかして他の何かを予想している?
となれば大変なことです。そんなに賢くないことを祈ります(笑)。
中長期で見ている人はダメージは少なかった(というか無傷?)と思いますが、短期トレーダーは頭を抱える事態でした。
あれから一週間以上たった今、恐怖指数も少しずつ下がって息を吹き返し、早くも原点回帰で軌道修正ができた銘柄もちらほら出てきました。
- 米国株、5日続伸 ダウ306ドル高で2万5000ドル回復、アップル大幅高 :日本経済新聞
しかしだ。
止まらない円高。
これのせいで息を吹き返せない外需株と、外国人投資家が抜けてイマイチ盛り上がりにかける内需株(要するに全部だ)。
反発はしているものの、なんかこう、乗り切れていないというか、もどかしさを感じるのはこの円高のせいです。恐怖指数は下がっては来ているものの、まだまだシグナルは高めで点滅しているということを忘れてはいけないですね。
個人的な解釈としては、こういった警戒が世界中を覆っている状態の中では、第3波はもうないのではと思いますが、この円高だけが引っかかります。
でも待てよ。
ということはドル激安じゃん!
それだったらと、AIばりに機械的にドルを買う作業に没頭している今日この頃です。
ちなみに、只今SBI銀行では為替コスト0円キャンペーンをやっております(3/16 17:00約定分まで)。
でも、もっと下がったらどうする?
もっと下がったらさらに買い足します。そしてもしも、もしも第3波が訪れたら、ここぞとばかりに米株の投資に回す予定です。
個人で力を入れても結局長いものに巻かれる世界。狙って動くのではなく、波を乗りこなすイメージが良い。個人投資家ができることなど何もない。
ライト兄弟が最初に飛行に成功したのは、「どんな空気抵抗でも揺れない翼」を作ることを、真っ先に諦めて、逆に「揺れる翼」を作ったから。
地震でビルが倒れないのは、地面の揺れに抵抗せずに、ビル自体が揺れるように作られているから。
円高は円高で楽しめば良い。