バニラエア、10月26日搭乗分より運賃ルール変更。値上げ?値下げ?
「シンプルバニラ」の費用と、各手数料などが変わるそうです。
昨年、AirAsiaからバニラエアに変わった際に、「運賃を若干上げる代わりに預け荷物が無料(20kgまで)」に変更されましたが、今回「運賃を下げて預け荷物を有料」にするそうです。結局エアアジア形式に戻るということですかね。運賃の詳細は以下(例:東京→新千歳)。
元々荷物を預ける予定がない場合は、確かにバニラエアはちょっと割高に見えていたんですよね。個人的にはLCCでは荷物を預けたことがないので、こちらのほうが嬉しいです。また、スライド式に(?)「コミコミバニラ」も改定になったようです。
しかし、手数料が値上がりました。
座席指定(片道):300円→500円
支払い手数料:200円→400円
座席指定は往復で1000円、支払い手数料は、なぜか往復分で別々にかかってきますので、400円✕2=800円となり、座席指定と支払い手数料で1800円になります。ここは旧料金と比べて800円の値上げです。
参考までに、以下は昨年のAirAsiaの時の料金(東京→新千歳)。
座席指定が300円✕2=600円、支払い手数料が399円で計999円。LCCは元々激安チケットなので、たかだかこの手数料ですら、高く見えてしまうんですよね(笑)。
以上今回のバニラエアの改定は、一体「値下げ」になったのか「値上げ」になったのかわかりにくい感じですが、トータルで見れば値下げになっているようです。
ただ、不定期で発売される片道980円とかの「わくわくバニラ」利用時には割高に感じるでしょう。なにせチケットが980円で手数料が800円の値上げですから。
- [参考] 冬期スケジュール(10/26以降)から一部の運賃ルール、手数料が変わります|【公式】バニラエア (Vanilla Air) - 国内 海外 格安航空券 LCC 飛行機の検索・予約