Macbook Airのファンがうるさいので直した。熱暴走?肝はアクティビティモニタ。
私、Mac歴はそろそろ30年となります。
今回その中で経験したことがないことが起きたので記録。
Macbookのファンがうるさい原因
すぐに疑うべきは「排熱不調」。
ファンが回る原因で確実に言えるのは「熱い💦」からだ。もちろん動画編集などそれなりに負荷をかける作業時なら熱くなるのは当然だが、今回は違う。
その問題の切り分けとして確認すべきことは①ソフト的な問題と、②ハード的な問題。
①は、ひとまずPRAMクリア※やSMCリセット、またはセーフモードで立ち上げてキャッシュをクリアするなどお約束のおまじない。これらは誰でもすぐに行なえます。
※M1MacからはPRAMクリアはなくなったそうですが、ウチのAirは2018なので知らない(笑)。
②は、分解してファン周りのホコリなどの除去。
Macbookの分解には専用の星型ドライバーが必要ですが、持っていればネジを外してフタを開けるだけ(これをやると保証が受けられなくなるので、保証内の方は注意)。ホコリを飛ばすためのエアダスターも必要。ホコリ飛ばしの作業は風呂場でやると後々楽。
※上の分解写真はAir2013のときのものです。
以上、これで直っちゃう方もおられるかもしれません。
でも今回は直りませんでした(ちなみに中にはほとんどホコリはなく、以前もそうでしたが3〜4年じゃホコリは溜まらないことも確認)。
で、熱暴走で以前に経験があるのは、夏の猛暑日に長時間使ってWiFiの調子が悪くなっちゃったこと。
でも今回はまだ6月だ。言っても30度にも達していないのに、この程度でやられちゃったら軟弱すぎる(笑)。
ということで「アプリケーション>ユーティリティ>アクティビティモニタ」を確認すると、何らかの理由で「やたらと頑張っちゃっているタスク」がひとりいらっしゃいました。
要するに、常にそいつが張り切りすぎているせいでMacbookは常時意味不明に熱を持ち、ファンが回ってしまっていたということ。
そいつの名前は、、、
「com.apple.Safari.History」
これがなんだか知らないけどCPUの欄に「99%」とか、無条件でやたらと他を圧倒するヤツが。名前からして、単なるブラウザの履歴(?)。
だとすれば別にあってもなくても良いものなので、なんでこれがファンを回すほどのメモリを食ってるのかは不明でしたが、これを削除した瞬間にあら不思議、数秒でファンの回転はゆっくりになり、数十秒後には完全に止まったのでした。
以上解決。
付け加えると、ウチのMacbookAirのOSは色々あっていまだ2020年の「Big Sur」です。
まぁ、アップデートをしないというのはいつの時代もトラブルと背中合わせの自己責任案件ですから、原因を探るなんてことは時間の無駄。
もはや調べる気にもなりませんが、いずれにせよ明らかに今回はこいつが犯人でした。
まぁ、またうるさくなったらアクティビティモニタを確認してみましょうということで。
とにかく一番の大問題は最新OSにアップデートしていないことであり、なんでやらないのかは、そりゃM1じゃないからどこかで引け目を感じているわけであり、簡単に言えば、時代について行こうとしなくて良い期間だから(?)です。
M1シリコンはまだ世に出て1年半。こういった大転換時は、20年前にOSXが出たときも「それまでの全ての経験が否定されて」、Windowsに浮気するほどAppleを見限った経験があるのもトラウマになっているのもあり、かなり慎重になっています。
20年前は、2007年に「Leopard」が出るまで4年ほどAppleから離れました。それを思えばまだたった1年半でしょう?さすがにもうWindowsなんていじる気は絶対ありませんが、今回は焦らずゆっくり行きたいと思います。
30年間毎日いじっててもね、わからないことなんていっぱいありますよ。
↓ということで今回は関連記事がいっぱい(笑)。
突然の「Wi-Fiハードウェアなし」に華麗に対処。PCを使うみなさん、夏は熱暴走に気をつけよう!Macbook Airで作業中。