iMacを初期化してOSX10.9 Mavericksをクリーンインストール
しばらく速度ボケしていたのか、途中iMacを買い替えても全てTimeMachineから復元、新しいOSが出たらOSだけをインストール。と、気がついたら2年以上もリカバリをしていませんでした。やらなきゃと思いながら1年経過した気がする。
お約束の「PRAMクリア」や「アクセス権の修復」などのメンテナンスはちょこちょことやってますが、メインのiMacが起動して使えるまでに若干重めになってきたのと、こないだPhotoshopがクラッシュしたり、たまにカーネルパニックを起こすなど、なんとなく不安定になってきた気配もあったので、いよいよ初期化することにしました(ちなみに、intel MacはPRAMじゃなくてNVRAMと言うそうですね。初めて知った(笑))。
全てのバックアップは常にTimeMachineの中に入っているので、最新のバックアップが取れているかだけ確認して初期化に入ります。
改めて初期化方法を確認(OSX10.9)
1)コマンド⌘+Rを押してiMacを起動(ユーティリティが起動)
2)ディスクユーティリティを選択
左側に認識済みのHDD類が表示されます。「Macintosh HD」を選択して消去タブをクリック。フォーマットは「Mac OS 拡張」を確認して下の「消去ボタン」をクリック。
3)OSXを再インストール
ディスクユーティリティウインドウを閉じて、メニュー内から「OSXを再インストール」を選択。後は指示に従って進めていけばOSXが再インストールされます。
リカバリのススメ
PCは使っているうちに遅くなっていきます。これは止められません。そしていきなり壊れます。そういうモノです。…ということを、僕は常に意識しながら使っています。
PCが遅くなってくると、速度を戻すためにあらゆる手段を講じたりしますが、結論から言うと、どれだけ手を加えても、初期化したPCより速くはなりません。だったらあれこれ考えずに初期化すれば良い。というのが僕の出した結論。
初期化は、だいたいWindowsは半年〜1年に一度、Macは1〜2年に一度行っています(MacbookAirは、途中何度か買い換えるも復元データをもう3年以上使っているが、今だに遅くなる気配ゼロ。SSD極速です)。
そこで面倒になるのは、中に入っているアプリやデータ類、その他もろもろはどうするんだ?ということ。
Macの場合は「Time Machine」で常に外に保存してあるので、基本そのまま初期化してOK。必要なモノを後から戻せば良い。
Windowsの場合はそれができないので、普段からデータ類はまとめて保存する癖をつけています。保存するフォルダはひとつだけにし、その中に「書類」やら「写真」やらのフォルダ(階層)を作って、作ったデータは必ずこの中に放り込む(パーティションでDドライブを大幅拡張し、データ類は全てDドライブという使い方がベスト)。こうしておけば、最悪このひとつのフォルダだけ持って逃げればよい。さらに、こうやってまとめとくことで、検索もしやすくなります(いずれにしても「PCはいずれ壊れるモノ」なので、飛んじゃってからでは手遅れ)。
リカバリはだいたい一日がかりになることが多いので、なかなか思い切れないという場合も多いでしょう。
でも、毎日ストレスを抱えて、さらに寿命を短く(?)しながら使用するよりも、一日我慢して快適さを取り戻すほうがはるかに生産性が上がると思います。データの扱いもより丁寧になりますしね。