【iMac】自分でメモリの増設を行うのは気をつけたほうが良いよ、というお話。
グレーバックのまま完全に沈黙。
メモリ増設は、気をつけるもなにも完全に相性による部分でもあり、挿してみるまでわからない、というのがコンピュータの世界。
はたまた普通に認識したとしても、じわじわと何らかの悪影響が出ている場合があります。特に自作PC勢なんかは、メモリに限らず、この意味不明な相性問題に頭を抱える方も多いことでしょう。
私は恐らくこれから先、自分でメモリを増設することはないかもしれません。
今日はそんなできごとが。
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突然iMacが立ち上がらなくなり、プログレズバー途中でグレーバックに変わって完全に沈黙。
前代未聞の、「リカバリーモード(Command+R)」すら立ち上がらない。セーフモードなんて言わずもがなだ。
これを受けて直感した。
「このiMacはお亡くなりになった」と。
どう立ち上げても途中でフリーズ。どんな手を尽くしても立ち上がらないのだ。
もちろんバックアップは3系統で取ってあるので、データに関しては全く無傷。
しかしジャンクで売るには、内蔵HDDを初期化しなければならない。
立ち上がらないから初期化もできないのだが、MacのHDDは「ターゲットモード」で外部PCから読み込める。
MacbookからiMacのHDDを読み込んで初期化しようと、Thunderboltケーブルを足早に用意した(この時点でもうiMacは完全に諦めていた)。
復旧の望みは99%なくなっていたので、はやくも買い替えの準備に動き出していた。
そんな中、以下の記事に出会った。まさに同様の症状でお悩みだった方↓
- imac リカバリーモードも起動しません - Apple コミュニティ
上の方は、ビデオカードの不良で修理をしたとこのと。
「なるほど、自分の場合も恐らくそうだろうな…」と考えながらも、前々から何かと疑っていた、メモリの相性問題もぼんやりと考えていた。
ウチのiMacは、購入時に自分でメモリを増設していた。しかしこのメモリを挿したままだとOSのメジャーアップデートで弾かれたりと、今まで怪しい現象を何度も乗り越えてきた。
その壮絶なアップデートの記録は以下↓
【解決!】Mac OSX 10.10 Yosemiteにアップデートできない。ダウンロード中に破損したか不正に変更された可能性?サポートへTELしてみた。
【解決!】Mac OSX 10.11 El Capitanにアップデートできない。ダウンロード中に破損したか不正に変更された可能性?もう同じ手はくらいません。
要するに、このメモリを挿したままだとOSのアップデートができんのでした。
このiMacの使用歴はピッタリ6年。この6年間で初期化回数は10回以上と、今考えればとても不安定なものだった。
まさかメモリのはずはないよな…
このiMacはもう、どうせ売るんだし、初期化するんだし、箱にしまうんだし、と、全ての配線を抜いて増設したメモリも抜いてみた。
なんと立ち上がった!
それは何事もなかったかのように。
完全にどこかがお亡くなりになっていたと思っていたが、まさか増設メモリが原因だったとは。
やっぱりこのメモリ、6年前から爆弾だったんだな。よくぞ6年も挿しっぱなしにしていたものだ。
しかし、8GBを2枚抜いてしまったので、現状、4GB✕2枚で計8GBしかないマシンになってしまった。
これで戦えるのか?!?!
メモリは、自分で増設したり、頻繁に抜き差ししたりしていると何らかのダメージを受けることがあります。ハード的に何かあった際は、真っ先に疑ってもよい場所かもしれませんね。
メモリ選びは慎重に。