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ユーザー車検のやり方と必要書類。全てを1時間以内で終えるには?(野田車検場の攻略、アクアの整備モードの入れ方も)

自分で車検をやるのは今回で6回目か7回目か、やる度に細かな部分が変わっていて毎回必ずどこかで慌てるので、メモを兼ねてブログにします。

※野田車検場の攻略は下部の「おまけ」に。

 

一応毎回、次回のために都度細かくメモを取ってるんですけど、何しろ2年に一回ですからね。こうなると記憶なんて曖昧で、結局もう常に初陣ですよ。

 

で、今回のがこれ。メモ内のAとかCとかは野田車検場の話であり、後ほど詳しく説明します。

 

書類の準備

なにはともあれまずはネットで車検の予約。

自動車検査インターネット予約システム

次に書類の確認。ユーザー車検に持っていくものは以下の3点(または2点)。

①車検証
②自賠責保険証明証
③定期点検整備記録簿(なくても良い)

要するに、車の中に入ってる「車検証一式」的なやつを持っていけばだいたい問題ない。

※③は「あとでやる」と言えばなくても良い。心配な場合は自分で点検してチェックしたものを持って行こう。それなりにわかる人なら24ヶ月点検は全部自分でできる程度の内容です(この点検用紙も「車検証一式」的な中にある)。
「納税証明書」は数年前から必要なくなっています(支払状況はオンラインでわかるようになったので)。
「印鑑」は令和3年から(令和3年っていつよ?2021年?)必要なくなっているそうです。

その他、

④自動車検査票
⑤自動車重量税納付書
⑥継続検査申請書

という、漢字ばっかりで全部似たような書類が必要ですが、これらは当日現地調達して記入します(記入方法は現場に見本があるのでその通りやれば大丈夫)。

これらの書類一式は、今まで現場で30円だか40円とかで購入していたんですが、今回無料でした。

調達場所がわからない場合は、その辺の受付で「ユーザー車検の書類一式欲しいんですが」できっと通じます。

この記入で10分。

 

いろいろ支払い

現地調達の書類(④〜⑥)の記入が終わったら、「重量税」「自賠責保険」「印紙代」の3つの支払い。これが車検にかかる総額になります。

ちなみに今回私が支払った額はこちら↓

●重量税:24,600円
●自賠責:20,010円
●印紙代:2,100円
●合計 :46,710円

トヨタアクア・Gグレード(NHP-10)の場合です(エアロもついてて普通のよりちょっと重い)。しかし4万円台で済んだのは今回初めてかも?自賠責が毎回下がっているような。

支払いが済んだら「ユーザー車検受付」に行って、いろいろハンコを押してもらって手続き終了です。

ここで10分(計20分)。

1つ付け加えると、昔スタンドでバイトしていた経験から、車検というのは業者にとっては「ドル箱案件」です。当時のうちのスタンドは、お客さんによって「気分で総額を決めていました」

ということからも、この分野、人に任すのは信用できないんですよね。もちろん今はないと思いますけども。と言ってるそばから、「不正車検」と検索すると今も出るわ出るわ(闇)。でしょうねぇww

 

いよいよ車検

野田の場合は、受付で「5番レーンに並んで」とタメ語で言われます。

狭い世界で生きている人ほどこういう言葉遣いになりますね。役所とか警察署にも多いです。接する人が毎日同じでお客は黙ってても勝手に来る、という環境に置かれた人間の典型例。

心理的にもだいたいこうなるので、これはある意味人として正常。最悪腹が立ってもそこを責めてはいけません。

オリエンタルランドじゃ絶対に雇ってもらえないな、なんて考えながら、言われた通りレーンに並びます(笑)。

でもそういう環境内でもビジネスマナーをしっかり学んでいる人も中にはいらっしゃいます。そういう人はカッコ良くて気持ちいいんですよね。

美しい立ち振る舞いは本人も気持ちがいいはずで、そこには常に感謝が生まれ、自ら幸せを作っていけるタイプの人。感謝は伝染し、何より仕事の質が上がるのですよ。

 

私はそんな人に出会った時にはサッとこのハッピーマイレージカードを渡して、そのスキルの高さを承認してあげることにしています。

渡す機会は月に1回くらいですかね。でも渡したくても混んでたりすると渡せないこともあります。

個人的なイメージとしては、九州・四国地方は特に気持ちいい人が多い気がします。なぜだかわかりませんが、かつては「西の日本の玄関口」だったからですかね。ホスピタリティクラスは全国的にずば抜けて高めな印象。

↓こういう本がなぜ義務教育に入れられないのか?

その理由は、学校の先生自身も教育を受けてな......(以下略)

さて、話がそれました。

で、このレーンの待ち時間が一番長く、上の写真はすでに30〜40分並んだ後のものです。この待ち時間次第で「合計1時間」は超えてしまうかなという感じですね。今回50分近く並んだので、1時間を切ることは出来ませんでした。

スタート時は混雑するので、ちょっと時間をずらしたほうが空いてる気はしますね。私はいつも午後の一番遅いスタートの予約(多分一番空いている)を取っていますが、さらに受付ギリギリまで遅く行っても良いかも。

でも何かで不合格になったときに修正が間に合わないのが怖いので、結局スタート時に並んでしまうんですよね。

 

さて、検査場に入る直前になったらハザードランプを点滅状態に。これで係の方が来てくれて、つきっきりでサポートしてくれます。

十分に予習をして自信があったとしても「車検を仕事にしていない場合」は、サポートアリを推奨します。この方が絶対スムーズに進めますから。

検査の流れはこんな感じです↓

特にスピードメーター検査やヘッドライト検査は、慣れていないと難しいでしょう。ブレーキ検査も、ニュートラルに入れたりとかブレーキを離すとか、結構次々と要求されて慌てます。

でも大丈夫。そんなとき係の方についていてもらえると逐一指示してくれるので安心です。

一応流れだけはイメージしておいて、後は係の方の言われるがままに操作するというやり方で抜けられます。私は今までそうしてきました(笑)。

この検査自体は、10分くらいで終わります。

<注意!>ハイブリッド車の場合は、そのままだと排ガス検査ができませんので整備モードに入れましょう。

なぜなら勝手にエンジンが止まるからです。検査に入る直前に「整備モード(エンジンかかりっぱなし)」に入れましょう。アクアの入れ方は以下↓

①ブレーキを踏まないでスタートボタンを2回押す(踏んじゃうとエンジンかかっちゃうので踏まないで押しましょう)
②Pのままアクセルを全開まで2回踏む
③Nにしてアクセルを全開まで2回踏む
④Pに戻してアクセルを全開まで2回踏む(ここで下の警告灯が点滅)
⑤ブレーキを踏んで普通にスタートボタンを押す

これでエンジンかかりっぱなしモードに入ります。実は今回私は忘れていて、排ガス検査直前で慌てて入れました。

でも決して慌てることはありません。ゆっくりやっても10〜15秒くらいでできますから。

ちなみに、整備モードに入れなくてもアクセルをふかし気味にして強引にエンジンを回して通しちゃったこともあります(笑)(非推奨)。

係の人も「まぁ、いいでしょう」と(笑)。アクアなんでね、どうやっても排ガスは引っかからないでしょう。

 

 

合格して受付に戻ると、数分で新しい車検証とシールが貰えます。自分でフロントガラスのシールを張り替えてご帰宅です。

以上、今回の車検の総所要時間は「1時間30分」、総費用は「46,710円」でした。

とにかく「レーンに並ぶ時間」が肝ですね。次回はちょっと遅めに行って、1時間を切りたいです。

 

おまけ:野田車検場攻略(2022年版)

さて、上の方でメモってあった「A」とか「C」ですが、野田車検場の場合このように建物に「A」「C」って名前がついてます(なぜかAとCのみでその他はないw)。

で、入口から入って駐車場に止め、今までこのAとCを行ったり来たりしながら事前手続きをしていたんですが、今回結構変わっていたので記しておきます。

まず、「C」は使わなくなりました。

今回使ったのは、「A」と、その奥の「整備振興会野田支所」という2つの建物。

今まで「C」では支払い関係をやっていたんですが、支払い関係がこの一番右の建物に移ったようです。

事前受付を含め、流れの順番を書くと以下です。

①Aの5番受付(ユーザー車検)に行く。書類一式をもらう。
②そのすぐ後ろにあるPCに車検証のQRコードを読み込ませると、なんか出てくるので持っておくw
③見本を見ながら書類を記入。
④右の建物に移動して「重量税」「印紙代」「自賠責」の支払い(窓口は入って手前が重量税と印紙代、奥が自賠責です)。
⑤Aの5番受付に戻ってハンコを押してもらう。
⑥いざ検査へ!レーンに並べ!
⑦終わったらAの4番受付に書類を提出
⑧5分くらいで新しい車検証とシールがもらえる

↑これを頭に入れておくと、現場で立ち往生することはないでしょう。

 

QRコードを読み込ませるPCはこんなんでした。下のCanonの複合機から紙が出てきますが、この複合機自体が奥の方にあり、どこから出てくるのかわかりにくかったw

とりあえずの突貫工事感も半端なしで、きっと2年後はまた変わっていることでしょう。

しかし「令和」っていう和暦での書き方、いい加減やめてもらえませんかね。どうせ数年後にはワケわからなくなるんですから。免許証もやっと西暦との並列に変わったし、こういうところからして全くインプルーブの兆しが伺えません。

「平成19年っていつですか?!」

ほら、ちょっと距離感がつかめなくて一瞬考えるでしょう?

これが「2007年っていつですか?」だったら、瞬時に「iPhoneの誕生年だ」と答えられるのに。

まだこれくらいなら軽い計算で済みますが、

「文久3年っていつですか?」

って言われたらどうよみなさん?1863年って、出てきます?(もし出てきたら、ただの幕末好きなだけw)

「真珠湾攻撃は?」

「イクヨイッキニ真珠湾(1941年)」ならすぐ出ますが、これを「昭和16年」ってイメージしている人今います?

「令和」もどうせすぐそうなるし、全くもって後で無駄な計算が必要となる表記でしかなく、ここである程度職場の閉鎖感も読めますね。

ちなみに、すでに令和元年がいつだったか私にはわかりません(笑)。

 

「古いものを守っていくためには、古いことをやってちゃダメなんだ」(陸王より)

 

↓関連記事です。

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