SkypeのAndroidダウンロード数が1ビリオン突破。10億ってどれだけすごい?
ミリオンはよく聞きますが、ビリオンです。
・ミリオン=100万
・ビリオン=10億
もはや破格。
- 「Skype」のAndroid向け公式アプリが10億ダウンロードを突破
ちなみに日本の人口は1億2600万人。アメリカでも3億ちょい。
10億がどれだけすごいかは、この間ディズニーランドがオープンして、34年でシーと合わせて入場者が7億人を突破したというニュースがありましたが、ディスニーランドが34年かけても届かない数字です。
恐るべきSkype。
私も、初めてiOSを買った時の理由の一つとして「Skypeが使える!」がありました。当時真っ先にダウンロードしてからというもの、今ではSkypeクレジットを使いながら、引き続き電話の必須アプリのひとつとなっています。
下は2010年当時のSkypeアプリ with iPod Touch↓
- タッチで一日終わる日(2010.03.07)|旧まなぶろぐ。
クレジットは、なくなってくるといつも500円を購入していたと思ったのですが、なんだか600円からになってる?それだけこの500円が減らないほど安いんですね。
ちなみにSkypeクレジットで日本へかける際の通話料は以下。
1分【2.26円】(固定電話へかける際)。ただし一回につき【4.82円】の接続料金がかかるので、1分の通話だと【7.08円】。
なんだ、ちょっとだけ安いくらいじゃない?とお思いかもしれませんが、これはいかなる条件下でも「日本にかける場合」の全てに適用されます。
ということは、海外から日本にかける場合でも同料金になり、海外から日本に10分通話しても【27.42円】(2.26円×10分+4.82円)で済んじゃうわけです。1時間長電話しても【140.42円】。
これが神。
相手がSkypeだともちろん無料で、Jetstarなど意識高い系企業は、お問合せにあらかじめSkypeを取り入れていたりしています。
と、非常に万能なSkypeかと思いますが、実は日本の場合「番号通知がない」というマイナスポイントもあります(050で始まるSkypeの固定番号を取得することは可だけど、日本の場合はこれでも通知は行きません)。なので携帯にかける場合は使わないほうが無難ですね。
他国ですと050以外にも、なんと「自分の携帯番号」を通知に割り当てることができるのですが、そもそも日本は国の選択肢にも存在しません。
これが日本でSkypeがイマイチ流行らない原因の一つではないかと。
日本の各携帯会社がスマホを扱いはじめた2010年頃は、確かに「Skypeを使えなくして」スマホを売っていたりもしました。
でも今はiMessageやLINEなどのメッセンジャー勢が急伸して、もはや携帯会社もそれを抑止できなくなっちゃいましたけども。
Skypeはあまりにもそのイノベーションが早すぎて、早々に止められてしまった勢に入るのかもしれません。なにせスタートはスマホが誕生するはるか前の2003年ですから。
それがスマホで使えるとなれば、それは各携帯会社は慌てます。
私が初めていじったのは2005年でした↓
- Skype〜スカイプのススメ(2005.10.25)|旧まなぶろぐ。
さて、表題の10億から随分と話が逸れてしまいましたので、現在のソーシャルメディアのMAU(月間アクティブユーザー数)を載せて締めたいと思います。
・Facebook=20億人
・WhatsApp=10億人
・Instagram=8億人
・WeChat=7億人
・LinkedIn=5億人
・Twitter=3億2800万人
・Google+=3億人
・LINE=2億1700万人
・Pinterest=2億人
・Snapchat=2億人
・カカオトーク=4930万人
そらIT儲かるわ!!w
ということで、欧米人と連絡を取りたい場合は、FacebookメッセンジャーかWhatsAppの二択でOKです(笑)。
そして、Instagramは今も爆進中。
Facebook傘下ですから、そのノウハウを持ち合わせていると思うのと、先日Snapchatを真似た機能を実装したのも大きいかと思います。さらに今も機能はどんどん進化中。私も現在フォロワーが730人まで増えました。今年中に1000人を目標にしていたのですが、650を超えたあたりで失速。雲行きはかなり怪しくなってしまいました。
ちなみにWhatsAppもFacebook傘下です。ひとまず今はもうFacebook全力投資でも良いんじゃないかと。
話が逸れました。
WeChat(テンセント/中国)はほぼ中国圏の数字で、カカオ(Daum/韓国)はほぼ韓国圏だけど、人口力でこれだけ変わるというのも見せつけられます。
とにかく人がいる国は強い。
iPhoneも今年は中国圏ターゲットに舵を切りました。今回の「iPhone 8」がそれを証明しています。なぜ「7s」をすっ飛ばして「8」なのか?中国では8という数字は縁起が良い数字で、それを狙ったネーミングではないかとも言われています。
- カカオ“食った”韓国ダウム ネイバー包囲網の勝算:日本経済新聞
そして、当初カカオの二番煎じと言われたLINEは、最初からカカオとは真っ向勝負をせずに、我先に韓国から出て日本からアジア圏に広げていった結果2.17億人。今やカカオの4倍強。見事なまでのブルーオーシャン戦略の勝利です。
そして割り込み情報で全然関係ないですが、本日LINEはストップ高!この話はまた今度。記念にスクショだけ貼っておきます。
LinkedInも米国ではリクルーティングに使われているだけあって大規模ですね。ちょっと残念で意外すぎるのはTwitter。
現場からは以上。でした。
-【最新版】2017年10月更新! 11のソーシャルメディア最新動向データまとめ
↓昔はSkypeでこういうの使ってる人多かったんですが、今は必要なくなりましたね。