JINS MEME(ミーム)。メガネが必要ない人にどうやったらメガネをかけてもらえるのかからの発想。
一昨年末に結膜下出血というのをやってしまい、自分で自分の顔にR指定をかけたことがありますが(謎)、その時からJINS PCメガネを愛用するようになっています。結膜下出血の原因はわからなかったのですが、少しでも目を守ろうかと。
これはあらゆるモニタから発せられるLEDバックライトの青色成分を大幅にカットしてくれるというもので、確かに目が楽になる感じはあります。
しかし唯一の難点は、目に優しくなる分若干モニタの色味が変わってしまうので(暖色系に寄る)、繊細な色の作業を必要とする方々は注意が必要となります。僕もその時はメガネを外して、数分目を慣れさせてから作業をします。
メガネが必要な人達の上限数は決まっているので、「メガネが必要ない人にいかにメガネを買ってもらうか」という発想から、視力矯正ではなく、ファッション性や機能性に舵を切って生まれた一つが、まずこの「JINS PC」らしいです。その後、「JINS花粉Cut」などもヒット(←これは知りませんでした)。
そんなJINSが先月「JINS MEME(ミーム)」という新しいデバイスを発表しました。「メガネ」ではなくて「デバイス」というのが肝ですね。
こちらは、眼球の動きを検知し、その他細かな情報をBluetoothでスマホに送って、「自分では気付かない身体的あるいは精神的状態や感情を、客観的に把握する」ことが目的のようです。
ヘルスケア関連の機能は次期iOSでも標準実装されるとも噂されていて、現在世界的にも注目が集まっている分野です。
個人的にはさほど関心がありませんでしたが、一昨年の結膜下出血しかり、事前にある程度のものが予防ができればそれに越したことはないですね。果たして一役買うことができるでしょうか。
- [参考記事] “メガネメーカーが開発したウェアラブル機器”JINS MEMEはなぜ生まれたのか (1/4)