iPhone 7 Plusのケースがもう届いた。そしてなぜAppleはSuicaを選んだのか。
昨日の夜ポチったiPhone 7 Plusケースが、Amazonプライムで今日届きました(下はiPhone 6s Plus)。
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最初は6s Plusのケースが流用できるかな?とも考えてましたが、やっぱりデュアルレンズ、カメラ穴の大きさが全然違いますね(デュアルレンズの搭載はiPhone 7 Plusのみ。なのでPlusじゃない方は流用できるかも?)。
Plusのデュアルカメラは、「被写界深度エフェクト」で一眼レフカメラのようにガッツリと背景ぼかしもできるようです。楽しみです。
- [参考] デュアルカメラのiPhone 7 Plusはスマホカメラの常識を変える - 日経トレンディネット
ケースの内側にはカード入れあり。今回からiPhoneは完全にFelica対応になるので、こうしてカードを入れる必要はなくなると思いますが。
- [関連記事] iPhone 6を手帳ケースに入れたらスゲー便利になったというお話。おすすめのケース。(2015.04.15)|まなぶろぐ。
ところで、レイアウトのケースは初めて買ったんですが、クロス製で手触りも良く、下手な合成皮の商品よりも高級感ありました。iPhone自体は当然まだ届いてないですがいい感じ。おすすめ。
なんだか知らないけど30%オフキャンペーンもやっていて、カートに入れたら勝手に値段が下がってました。今ならお得。(2016/09/10現在)
どうして今さらSuica?
Suicaというか、KitacaでもIcocaでもなんでもいいんですが、要するにFelicaです。
※ FeliCa(フェリカ)とは、ソニーが開発した非接触型ICカードの技術方式、および同社の登録商標。Suicaをはじめとする交通カードや、日本の多くのICカードに採用されている。
(※2008.9.30 @札幌駅)
Appleは、2014年に発売した「iPhone 6」にはすでにNFC(Near Field Communication:近距離無線通信)を実装させて「Apple Pay」のサービスをスタートさせてはいたのですが、日本に根強く浸透するFelicaとの規格と合わず、実質「日本では使えないNFC」ということになっていました。
- [関連記事] iPhone 6のNFCでおさいふケータイになるのか。Felicaには未対応っぽいぞ。(2014.09.12)|まなぶろぐ。
今回、「FelicaがAppleに合わせる」ということではなく、「AppleがFelicaに合わせてきた」というのがひとつ驚きです。
まずNFCの読み取り装置設置数ですが、米が約130万台、英が約32万台、そして日本はそれをはるかに上回る190万台がすでに普及していたそう。日本はNFC大国じゃないですか。また、「オリンピック開催国」ということも無視できないようです。4年後はとんでもない数の外国人が訪れますからね。
ちなみに昨年2015年の訪日外国人数は過去最高の1973万7千人で、前年比なんと47.1%増!45年ぶりに訪日外国人数が出国日本人数を上回ったそうだ(※日本政府観光局(JNTO)調べ)。
そういえば日本も突然中韓語のインフォメーションが増えましたよね。札幌中心部なんてもう日本じゃない状態になってるし(笑)。果たして2020年はどうなるんでしょう。
- [参考] iPhone 7、Suicaが選ばれた理由:日本経済新聞
現在の日本のスマホ所持者のiPhone率は、世界的に見ても異常とも言える6割強(2013年は7割以上あった!)。
多くの人がiPhoneを持てるということは、それなりに「豊かな国」を象徴しているようにも見えますが、たかだか1億数千万人(スマホ率はこないだやっと7割)の国に合わせて世界のAppleが仕様を変更してくるとは、日本は鼻高々です。