【解決】コンピューターにdnssd.dllがないため、プログラムを開始できません。iTunesとMacのリモートディスク。
dnssd.dllって、なんすか?!
拡張子は「dll」。Macユーザーには馴染みがない。
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ことの発端は、ウチにはもうDVDとかCDとかを再生する「光学ドライブ」がありません。理由は簡単で、Appleがとっくに見限った過去の産物だからだ。
本日、データをDVD盤でいただいた案件があり、なんとしてもこれを読み込まなければならない事態となった。困った。
ちなみに、今はデータのやり取りで、DVDとかCDを使うことはありません(DVDなんてフルで使ってもたったの7GBだ)。
数GBのデータであれどもサーバーに上げれば即共有できるし、最悪でも大容量ストレージサービスが使えるから、自由自在に共有できる時代なのです。
ディスクを使わなければ、「返しに行く」とか「郵送する」というめんどくさい行為を省略できるし、データは永遠に紛失することはなく、世界中どこにいてもすぐアクセスできるのです。
だから、今どきDVD-ROMとかでデータをいただくと非常に困るわけです。この瞬間、同時に「返す手間」と「紛失の不安」も押し付けられるわけです。
前述の通りウチにはもうドライブがないので、このデータを吸い上げるためだけに過去マンガ喫茶に行ったこともあり。あぁ、またこれめんどくさいやつかな、と思っていたら、、、
そうだ、こないだ買ったVAIOがあった。DVDドライブもある。
助かった(笑)。
この場合、最も早い方法としては、VAIO上でデータを吸い上げ、Macへ共有すればよい。でもせっかくなので「リモートディスク」を使ってみちゃう?
「リモートディスク」とは、他のコンピュータのドライブを、あたかも自分のドライブのように使えちゃう機能。
今のMacには必ずある「リモートディスク」というアイコン。
別名、ザ・他力本願アプリ(笑)。
初めてこれを使ってみます。
やり方はAppleサポートに書いてあるとおり、Windowsに以下の設定をすればOK。
ディスクを共有できるように Windows パソコンを設定する
Windows パソコンに内蔵または外付けされている光学式ドライブのディスクを共有するには、次の手順を実行してください。
- Windows 用の DVD または CD 共有設定 1.0 をダウンロードしてインストールします。
- コントロールパネルから「ハードウェアとサウンド」を開きます。
- 「DVD または CD 共有オプション」をクリックします。
- DVD または CD 共有のチェックボックスを選択します。
- 「DVD ドライブの使用を許可する前に確認」を選択して、光学式ドライブにアクセスできる人を制限することもできます。
設定は数分コースで終わりましたが、手順「4」で出たエラーが今回の本題。
「コンピューターにdnssd.dllがないため...」
半信半疑で言われるがまま、手順「1」のアプリを再インストールしてみましたが、直るわけはなく。調べてみると、似たようなエラーはiTunesをインストールしたりアンインストールしたときに出ることがあるエラーのようです。
「dnssd.dll」とは「Apple.Inc」産で、通常は一緒にインストールされるものであるが、早い話が、「1」にはこの「dnssd.dll」が入っていなかったのだ。
じゃどうすんの?
試した方法は以下の①②の2つ。
①dnssd.dllだけを入れれば良い(失敗)
検索すると、この「dnssd.dll」だけをダウンロードすることができた。例えば以下のサイトです↓
- dnssd.dllファイル - dnssd.dllファイルを修復
ここから「dnssd.dll」だけをダウンロードして、とりあえず「C:\Windows\System32」へ放り込んでみました。
が、これは失敗。これでは直りませんでした。
この「1」は2008年リリースだからもう10年も経っています。この場合、その間にWindowsの諸々がアップデートされ、まず単にこの「1」が古すぎるんじゃないかと考えるのが普通でしょう。そこで上位バージョンが存在するのか検索しようとしていましたが、、、
②iTunesをインストールすれば良い(成功)
上記の「dnssd.dll」をダウンロードするサイトで、「Bonjour Client Library」という一語を発見。
Bonjour?じゃぁiTunesを入れればいいんじゃね?
「iTunes」をインストールすると「Bonjour」は自動でインストールされるので、「Bonjour」が入るということは「dnssd.dll」は勝手に入るだろう。
ということで、iTunesをインストールしたらこのエラーは出なくなりました。
めでたし。
まとめ
「Windows 用の DVD または CD 共有設定 1.0」には、元々「dnssd.dll」が入っていない(←まずこれが大問題(笑))。
この「dnssd.dll」だけをシステムに突っ込んでも動かなかったことから、動かすには「Bonjour」が必要。「Bonjour」を入れるために「iTunes」が必要。
つまり、
iTunesが入っていることが絶対条件だった。
ということで納得いたします。
そう、WindowsでAppleがらみのアプリを使う場合、このBonjourサービスはだいたい必要なんですよね。
ウインドウズ、ブログネタがたくさん出てきてイイゾ(笑)。