オリエンタルランドの議決権をスマートフォンで行使してみた。スマホがパソコンに勝った日。QRコードすげえ。
6月は比較的、総会の資料が続々と届く月。
その中で、このピンクの封筒だけはいつも異彩を放っていて、ワクワクが止まらないのです。
なぜなら、
結構なプレゼント入りなので😍
というのは置いておきまして、OLCの総会は夢だらけなのでできる限り出席したいのです。
でも、平日の真っ昼間ですから、いろいろと調整が必要になってくるわけであり。
そこで議決権の行使なのですが、出席するなら同封のハガキを持っていけばよいのですが、欠席の場合はそのハガキに賛否をチェックして郵送、もしくはWEBで、という選択になります。
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で、今回ちょっと、「アンケートご協力のお願い(JCBギフト券プレゼント)」的なものを発見したので、WEB(しかもスマホ)でやってみたらめちゃめちゃカンタンだったというお話。
※WEBで行使して、かつ総会に出席する場合はハガキは持参しなければならないのでご注意を。
パソコンはもうあかん?
だいたい「何かアクションを起こす場合」、例えばブログを書くのもそうだけど、文書を作成したり、アマゾンで何かを買ったり、、、
明らかに快適に作業ができるのはPCの方であり、なぜなら、今まではインターフェースは全部PC用が先に作られ、PC作業を基準としてブラッシュアップされていたからです。
こういったケース、当然最初にPCを立ち上げるわけですが、個人コードやパスワードの入力が必要であり、いや、その前に「URLの手入力」という、くそ面倒くさい作業もあるわけで。
しかしWEB説明の横に書いてあった、「スマートフォンからはこちら」の欄は、やたら文字が少ないのに気づき、一言、「一発QRコードを読め」と。
それを試しにやってみたら、出てきた画面が上の画像ということ。これ、なんとQR読み込み一発だけなんです。
つまり、コードも、パスワードも、はたまたURLも打つ必要がないわけで、非常にスマートだった。
まぁ、落ち着いて考えればこのくらいはできて当たり前なんですが、これからスマホ前提で生まれてくるサービスは、このように最初から最適化されて、PCを使うより楽になるものが多くなると考えさせられる好例でした。
例えばこういった経験はありますよね?
「途中までスマホで作業をしていたが、わけが分からなくなって全部PCで最初からやり直した」
今まではそうだったんです。あくまでもスマホは「PCのサブ機」であり、やはりどこかで限界があったんです。mixiなんて、これで会社が潰れかかりましたからね(笑)。
iPhoneが世に出て12年、もうずいぶん変わりました。
他に、最近スマホのほうが便利になってきたと痛感するのは、ファイナンス関連でしょうか。
今までは、銀行サイトに行き、IDとパスワードを入力し、たまに合言葉も聞かれ、さらに入出金時にはガチガチに固められた厳重なコードを入力しながら作業をしていたわけですが、これももはや、スマホのパスコード、顔認証で一発通しになっているところが多いです。
例えば、、、
やっべ、ドル安っ!!
なんて布団の中で気づいても、横になったまま、銀行アプリをタップして、そのまま顔認証で全通し、そして数秒後には買えてしまうんです。
証券関連も同じで、かつ嬉しいのは、顔認証で通っているのでパスワードも保存してくれています。PCで買うより遥かに迅速で、明らかにPCより短時間で注文を出すことができます。
まとめ
すみません、「パソコンはもうあかん」というのは大きなウソで、言い過ぎました。
明らかに作業効率はPCのほうが上で、これは今後も変わらないでしょう。だって、画面が大きいんですから。一度に得る情報量、一度にできる作業量はどうしても「デスクトップの広さ」に比例しますよね。人間ですから。
何が言いたかったかと言えば、適材適所、スマホの利点を生かして、それに特化させてきたサービスも多くなってきた、というお話でした。
上の議決権の行使なんて、冷静に考えれば、この程度のレスポンスならスマホを使ってくれたほうが企業にとっても嬉しいわけです。
なぜならOLCの場合、現在株主数は18万人(内外国人11%)、その全員が郵送だったらこれだけでいくらかかるのさ、って話です。
さらに、手書きではないのでデータベース化もしやすいし、ミスも出にくくなり、その分人件費も削れる。
そりゃ、今までを考えればギフト券程度のプレゼントなんていくらでも出しますよ(笑)。
でもよく見ると、今回は3,000円分を100人??もっと出してもいいんじゃね?(笑)
いやいや、そのアプリの開発費やその他経費も当然ありますからね。使ってくれる割合を想定すると、まぁこんなところが妥当な線だったのでしょう。
またWEB行使の場合は、締切の時間も秒単位でハッキリして良いですね。例えば、「来週の12:00マデ」って言われれば、「来週の11:59分59秒」でも間に合うんですから。
と、日に日に便利になっていく生活、しかしこうなるともう最も大事なのは「電気」です。進歩と背中合わせで、電気がないと何もできなくなってしまうのも怖いですね。
ちなみに、先の北海道の地震後は、特に道内では「だるまストーブ」が売れまくったそうです。つまり、「電気が止まったら死ぬ」と察知した方が多かったという裏付けです。