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絶好の好機だからこそ慎重に。株価急落でネット証券の口座開設者が急増。

以下、昨晩の日経ニュースからです。

インターネット証券で新規口座を開設する個人が急増している。初心者が足元の株安を「投資を始める好機」と捉えている。

- ネット証券、口座開設が急増 株価急落で初心者参入:日本経済新聞

一般的に、お金の教育を受けてない日本人の投資人口は約10%、対して、ハイスクールで教育を受けるアメリカ人は約50%。

概ねこんな割合で認識していますが、少しずつ日本人のマネーリテラシーも上がりつつありましょうか。

この辺の教育をなぜ学校でしないかと言えば、みんながお金の知識を得てしまったら国益を損なってしまうからだ。

「貯金は美しい」と国民に染み込ませたのは国策であり、「言わなきゃ帰ってこない税金」なんてのもひどい話だ。

 

サンタクロースはなぜ赤いのか?も含めて、力とお金があればいくらでも人は騙せます。

話をニュースに戻すと、楽天証券は、2月の口座開設数が初めて10万を超え、3月は2月比で3割程度増えそうだという。

最大手のSBI証券もほぼ同数で、大手2社に松井証券、auカブコム証券を加えた合計4社の1~3月の開設数は初めて50万を超えそうだということです。

50万というと、日本の人口の約0.5%弱に当たり、つまり今回日本の0.5%が動いたということになります。

確かに好機であると考えられることから、この0.5%の嗅覚は私も間違っていないと思います。

しかし注意しなければならないのは、こういう局面、必ず騙しをかけてくる業者が次々と現れるということ。もちろん銀行も含めてね。

勧誘、紹介など、向こうから来る情報のほとんどは「向こうの利益」ということを認識し、全ての情報は自分で取りに行って確認する癖をつけたいものです。

特にテレビや新聞は、向こうも商売ですから変なバイアスがかかるときがあります。情報収集は絶対にtwitterです。これは譲れぬ。

また、ここ1〜2ヶ月は世界的にも出来高(売買量)が跳ね上がっており、連日気を失いそうなとんでもない相場が立っているので注意。

 

上は一例として、人気株の「4661 オリエンタルランド」。

下の棒グラフがその出来高に当たり、今まで平均して1日40〜50万株だったものが、3月は毎日200万を超えるペース。今から投資をはじめるという方は、日本も米国も総じて、いきなりこの大暴風域に落とされることになります。

決して一発勝負に出ることなく、じっくりと様子を見ながら小出し小出しに、特にオリエンタルランドのような100万円を超えるような大型株は慎重に。

なぜなら、せっかく始めたこんなに楽しく社会の役に立つ株式投資を、一緒に長くやっていきたいからです。

 

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