iPad Pro 9.7インチが届く。iPad Airと何が変わった?簡単レビュー。
iPadの完成形来たり。
って、毎回そんなこと言ってる気はするが。
iPad Air(初代)は前回買い換えてからもう2年ちょっと経つ。その間いじり倒し、現在も正直全く不自由していないのだけど、この度最新のiPad Pro 9.7に買い替えた。
中身の速度や写真の解像度アップは当然だけど、何より「タッチID」が嬉しい(タッチIDはAir2にも実装されてるが、Appleの初売りがなくなって買い換えるタイミングを逃した)。
色はもちろん新色ローズゴールド。
とうとうこの筐体でウチにタッチIDが来た。これでもうiPadに望むことはなくなった気がする。
早速iTunes経由でバックアップから復元。これで今までのiPad Airとそっくり中身が同じになる。デバイスの名前も同じになるので、買い替えに次ぐ買い替えで名前がぐちゃぐちゃになる場合は「設定>一般>情報」から、名前を変更。今回は「2016 iPad Pro」にした。
ディスプレイが少し黄色い?まさか?
復元中に電源を入れて、お約束のセットアップ。しかしなんとなく画面が黄色がかっているのが気になった。まさかの尿液晶?と思う間もなく「True Toneディスプレイ」の設定画面が表示された。なんだこれは?
ちょうどひとつ前のエントリーで「Night Shift」のことを取り上げましたが、この設定画面には見たこともない「True Tone」という項目が。どうやら環境光によって色温度が自動調整されるようだ。凄すぎる。もちろんオンに。
- [関連記事] iOS 9.3の新機能、Night Shiftがとても良い。(2016.03.31)|まなぶろぐ。
4つのスピーカー
「どの向きで持っても、いい音に包まれます」
これは確かに迫力ありました。いやホント。今までのiPadとはワケが違った。縦持ち・横持ちそれぞれで、その時の最上部のスピーカーから高周波が出力されるように自動的に調整されるそうです。ただ、当然カメラの音もそれなりになります(笑)。
iPhoneもそうですが、カメラはLIVE Photosをオンにすれば音は消えますので(正確には「ピコン!」という小さめの音になる)、LIVE Photos推奨。手ブレもしにくくなりますよ。それ以前にこれで写真は取りませんけどね。
- iPhone 6sの写真は生きている。ライブフォトで動き出す静止画を撮ろう | AppBank
Apple Pencil対応
後はもうこれですね。iPhoneのコンセプトをひっくり返し、とうとうオフィシャルで出してしまったAppleのスタイラスペン。買う予定はないけど、評判は相当いい様子。
- [参考] Apple Pencilを現役ペインターに使ってもらった!実際の画材との違いは? - techjo
iPad Airのケースは使える?
使えません(笑)。
まぁ、知っててネタ的にやったのですが、カメラもボタンの位置も全く違います。そもそも薄さも。Air 2のケースも、スピーカーが4隅になったので使えないんじゃないかと思います。
以上、ざざっと気づいた点。
速度などは、比べないとわからないレベルなので、逆を言えばiPad Air(初代)でも十分現役でやっていけるでしょう。でも、何よりタッチIDは最高でした。