Googleとカロッツェリアのどちらを信用する?Googleマップをカーナビで使う際の注意点。
さてこの局面、あなたはどちらを信用しますか?!
カーナビはパイオニアCarrozzeriaのサイバーナビ「AVIC-ZH07」。2011年製の6年落ち。6年経てば、確かに道も随分と変わっていたりします(未アップデート)。
表示される距離も到着時間も常にGoogleに軍配。これはもう超ビッグデータのGoogle様に従うしかないですよね?
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検索精度はもちろん、渋滞情報も信用できそうですしね(Googleマップの渋滞情報は、同じGoogleマップを使っているユーザーからの位置情報でその情報を提供しています)。実際、渋滞情報はほぼ正解です。
Carrozzeriaの場合、すでに渋滞している最中に、「渋滞しています」と喋りだすこともあり、
わかっとるわ!(笑)
と突っ込みたくなるときが頻繁にあり(笑)。
ただし、そんなGoogle様も過信しすぎると痛い目に遭います。
ここ行けって?!
しばらく使い比べてみた結果、どうやらGoogle様は常に最短距離(最短時間)を計測して教えてくれるようで、それはそれで良しなんですが、たまにとんでもない道を薦められたりします。
それはもうドヤ顔で、
これが最短だ。どうだ。By Google
と言われても、いやいや、我々ゲリラ隊じゃないからw これは現代人無理ですよ(;´Д`)
要するに、わかりやすくいうとこういうこと↓
Googleは、ドヤ顔で①をススメてきます(笑)。
ということで、Googleマップの場合はさほどの道の大小は無視してとにかく最短距離、最短時間を示してくれるので、冒険好きで裏道マニアの方などは絶対服従すると楽しめるかもしれません。ただし、全てが安全に車の通れる道かは保証しません。
カロッツェリアの場合、さすがにこれは通れないだろうという道はまず候補に出ません。よって、多少距離が伸びても安全に確実に走ることができるのではないかと。
なので賢い使い方としては、Googleマップが次々と最短を提示してくれる中、カロッツェリアと意見が割れたら要確認です。怖い場合はカロッツェリアに従うことが吉かもしれません。
行き先があらかじめ決まっている場合は、事前にGoogleマップで対策を練ることで、最短かつ安全ルートを見つけられるでしょう。数百キロの走行の際なんかは、Googleは20〜30キロ以上、時間にして1時間以上も短縮してくれるときもあります。
上は、試しに東京駅〜大阪駅のルートをGoogleマップで検索した図。
この場合、さすがに普通は東名高速か中央高速のどちらかを選択しますが、あえて「高速を使わない」で表示させてみました。
ルート上の「白◯」部分は交差点で、PC上ではこれを移動させて好きなルートを組んでいくことも可能だし、怪しい部分はストリートビューで実際の道を目で確認できます。
あぁ、やっぱまだスマホの小さい画面じゃ不完全だよ、PC使いたい。
出てくる情報はとっても細かいです。
ですが、あともうひとつ。Googleマップの場合、ちょいちょい「しばらく南東に進みます」的な、「東西南北」で指示が出ることが多い。
いきなり「南東」って言われても(;´Д`)。
そんなの、常に太陽の位置を把握してないとわからねぇw
ここにきて要原始的な計算w
てか、ホント言えば、運転中にPC使いたい。
これで全てが解決するんだけど、一人では運転しながらそうはいきません。
自動運転車が一般化したら、デスクトップPCを車内に持ち込んで、走行中にストリートビューで先回りしながら車に指示を出したいですね。あと10年、じゃ難しいかな?
また、Google mapアプリは、iOSで使うよりもAndroidで使ったほうが、駐車場の空き状況がわかったり、「OK Google」が使えるなど、さらに機能が増すようです。
ということで、ひとまずは「頑張れApple map!」ということでしょうか。
当初クックさんも「失敗だった」と語ったApple mapですが、あと3年もあればGoogleに追いつくんじゃないかなと思っています。
でも追いつくだけではダメですね。現状のGoogle様もカンペキではありません。最短距離だけに至ってはカンペキかもしれませんが。
カンペキのカンにカンペキのペキと書いて、「完璧」と読む。
- カーナビは止めて、Googleマップナビを使うべし!|iSchool