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ドルコスト平均法で攻める?SBI証券、米国株式・ETFの定期買い付けサービスがスタート。

米国投資への敷居がどんどん低くなっているようです。

 

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さっき気がついたのですが、いつの間に「定期」というボタンができていました。この表は毎日チェックしているので、恐らく出来たてホヤホヤに近いかと思います。

 

購入形式は、「日付指定」か「曜日指定」。カレンダー内のチェックはいくらでもできるので、月一回、週一回はもちろん、毎日一定額を購入、なんてことも自由自在。

 

内訳は、「株数指定」と「金額指定」でこれも一般的。

「外貨決済」は口座内のドルで決済され、「円貨決済」は指定の手数料を差し引かれて口座内の円で決済される。ドルを所持している場合は、基本ドルで購入するほうがお得。

 

もちろんNISA併用も可。

 

注意点は、設定した銘柄の最低発注金額に満たない場合は注文を発注いたしません。とあるので、例えば、上のように「概算価格」欄に「185.38USD」なんて書いてある銘柄の場合、毎日「10ドル」を積立投資したとしても、この概算価格を超えなければ購入できないようになっています。

この場合、実際に約定されるのは19日後ということになります。要するに、「口数」がそのまま「1株」になっていると理解してよいでしょう。

 

「200ドル」と記入すれば、約定代金以下の欄が表示され、一度の投資で購入できます。ここ、金額指定より株数指定のほうがわかりやすいかもしれませんね。

米国株は、今までこの定期買付けサービスがなかったので、ドルコスト平均法で攻めるユーザーにとってはその都度いちいち手動で買い付けせねばならず、非常に面倒なものでした。

ドルコスト平均法のメリット
①機械的投資によって毎日の為替レートに一喜一憂せずに済む

②結果的に平均取得価格が引き下がる

ドルコスト平均法?ドル買いはこれを使っていくのが良いのでしょうか。

悪く言えば投機を逃すのでリターンはそれだけ低くはなりますが、良く言えばリスクが分散されます。積立NISAやiDeCoなんかはまさしくこの形を取っていますね。

いやしかし米国株の場合、手数料を考えるとこうしたチマチマ買い足していく方法というのは果たしてどうでしょう。特に1株が安い銘柄の場合、その都度手数料5ドルは大きく響いてきます。

 

例えばTwittterなんかは現在1株35ドル。これに5ドル足して40ドルで1株買う人はいないでしょう。手数料だけで12.5%にもなります。

これが10株であれば、5ドルを足しても355ドルで、手数料は1.2%まで下げられます。最低でも数百ドル程度以上で購入しないと、手数料だけでとんでもないことになります。10%上昇してもまだマイナスって、ありえません(笑)。

※1000ドル以上は金額に比例して手数料も上がります(上限は20ドル)。
※NISAを使っても、「米国個別銘柄」の場合は、手数料がかかってくるので注意。

個人的にはやはり、どれだけ刻んでも手数料が無料になる日本の投資信託などのほうが向いてるのかなと。

 

話が逸れますが、こういうシステムがあるがゆえに、これを逆手に取るというトレード法も存在。

つまり、月初めとか、週初めにはこのような自動買付け勢力が多くなるため、黙ってても値上がりしやすくなるという傾向。これを先に読み、月末や週末に仕込んでおいて、上がったと同時に売りさばく。

 

無論、そんなこと私は怖くてできませんが。

 

- image via 世界経済のネタ帳

戦争だ、なんとかショックだ、と、いろいろありながらも、これが覇権国の経済状態です。東京市場ではとても真似できません。

 

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