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1兆ドルを突破したアップルの次回4Q決算は、次の新型iPhone一発で決まる。

- NY株まちまち、アップル過去最高値更新でナスダックは上昇(1日)|REUTERS

って、アップルの4Qは毎回iPhoneですけどね。

今さらですが、先日初めて時価総額が1兆ドルを突破した企業ということで、改めて世界中から注目が集まったアップル。

 

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Appleの3Q 4月〜6月期決算(前年同期比)
・売上高:533億ドル(17%増)
・純利益:115億ドル(32%増)
・iPhone販売台数:4130万台(0.7%増)
・iPad販売台数:1155万台(1%増)
・Mac販売台数:372万台(13%減)

4Q(7月〜9月期)の売上見通しも予想を上ブレしたことから、更に期待も高まって、翌日の株価は初の一株200ドルを突破。

 

その後も2日、3日と上場来高値を突き進んで、現在207.99ドル。7/31の終値の191ドルに対して、実に8.9%の上昇。

 

- 出典:Yahooファイナンス

上は現在の世界時価総額ランキングベスト10。

逃げるアップルに、加速装置全開で猛追するアマゾン。このワンツーは大事故がない限りしばらくは変わらないでしょう。そして、アマゾンが抜くのは時間の問題でしょう。

Googleの足踏みとFacebookの大暴落で、中国アリババは4位?に返り咲き(Googleが6位と8位に2つランクインしているのは、議決権アリ、ナシで株式を分けているからで、2つを足すとGoogleが実質4位で、アリババは5位です)。

そして気がつくと、中国のテンセントはどこに行ってしまったか?

 

上はアップルの過去10年の推移。

米無双の2017年からは堅調な推移ですが、忘れてならないのは、今回のiPhoneの出荷台数は予想を下回ったということ。

現在のアップルの業績の半分以上(実に54%)はiPhoneに依存しているということを忘れてはいけません。

 

行き渡るべき人には行き渡った。だから今回はロイヤルカスタマーを狙い撃ちにする。

 

としたのかどうかは不明ですが、昨年の10周年アニバーサリーモデル、前代未聞の「12万円超えのiPhone X」の投入は、取りようによってはギリギリの施策とも取れます。

値段をドカンと上げた分、売上高こそ前年比を上回ったものの、出荷台数は中国ファーウェイ※に抜かれて世界第3位に下がってしまいました(1位は言わずもがな韓国サムスン)。

※ファーウェイは台湾だという、ちょっと勉強不足な「携帯ショップ店員」がたまにいます(笑)(今まで2回経験あり)。はっきりしておきましょう。ファーウェイは中国で、ZenFone(ASUS)が台湾です。まぁ、中国も台湾も同じようなもんだという価値観であればその先は問いません(笑)。

 

2ヶ月後(いや、もうあと1ヶ月ちょっとですね)のiPhoneは、ほぼ上のようになるであろうとの予想が濃厚ですが、プラスアルファの何かがなければ危ないぞ、と考える今日この頃でした。

何が言いたいのかと言うと、6や7からの買い替え勢、いわゆる後から参入してきた「フォロワー勢」は一定数確保できるかもしれません。しかし正直、この層はあらかじめ読める数字なのでどうでも良いのです。最も大事なのは、新しいものに真っ先に飛びつく「イノベーター勢」の動きです。

この層に見放されるとそのコンテンツは終了します。

これが世の摂理。

WWDCまであと1ヶ月とちょっと。そこに感動はあるか。

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残念ながらAirの新型ははないと思うが、、、

信じているぞ。

 

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