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FP3級を受験してきました。ゼロから始める傾向と対策。

ところで、やっぱ大学っていいですね。こんな環境で勉強してえーー。マジで思いました。もし一般開放してるならその辺の図書館行くより全然いいぞ。麗澤大学。駅からは遠いけどな。

いやー、学科も実技も正解率100%を狙ったんですけどね。ダメでした。

 

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参考書を買ったのは昨年10月で、毎日パラパラと流し読みしながら数ヶ月かけて1周目を終えました。そこから少し(忙しいという言い訳のもとに)ブランクが空き、試験2ヶ月前からガチ目で詰め込み。

結局一夜漬けに近いですかね。こういうやり方だと、試験後の数カ月後には全部忘れて、資格なんて気休めになって実生活では全く意味がないものになります(乙4危険物取扱者で経験ありw)。

本番は、学科60問、実技20問の二部構成。双方とも60%以上で合格。かなり緩いです。言い方悪いですが、正直、やれば誰でも受かります。

今回の私の結果は、学科5ミス、実技3ミスで、正解率は学科【91.6%】、実技【85%】でした。

ということで、合格はしているはずだけど嬉しくはない。どうしてか?

だいたい、60問で5つもミスがあったら仕事にならんでしょう。8%以上もミスがある人に仕事を頼めますか?実技に至っては15%だぞ。こんなヤツ、もれなく詐欺だよ(待て、3級だ。そもそもこれで仕事する人はいない)。

ということで、厳し目に見ると、そんな緩めの世界だったというのが第一印象でした。

 

受験の傾向と対策

やはり向こうもビジネスですから、毎回合格率が大きく振れないように問題を作ってきます。

会場には数百人?の受験生が集まっていて、年齢層は様々。調べると、女性の方が比率が高いようですね。瞬時に「受験料6000円×数百人×会場数...いい商売だな」なんて、計算機を弾いていたのは秘密です。

テストは60%取れれば合格するので、参考書1冊をざっくり8割型マスターすればまず合格できます。

60%なのに、なぜ6割型でなく8割型かというのは、毎回、見たこともない問題が数問出題されているからです。それを差し引いての8割です。

今回私が準備したのは、参考書2冊と、過去3年計9回分の過去問題(←何でもそうだと思うけど、過去問題は最も重要な材料になる)

参考書2冊中の問題は、全てインターバルを1週間開けて、5周解き直して最終的に100%に持っていき、過去問題は空き時間に解き直し。こちらは全て10周行い、こちらも最後は全て正解率100%に持っていきました。

とりあえず手元にある問題ならなんでも来い状態に仕上げたつもりだったので、本番も100%を狙って臨んだんですが、今回もありましたね、見たこともない単語がいくつか(笑)。

 

こんなのとか、

 

こんなの。

もう、知らないのが出たら無理ですわ。

もちろん参考書が悪かったのではないでしょう。税率も含めて内容はコロコロ変わるし、その年によってコンテンツのプライオリティも変わるでしょう。そして何より、「100%は取らせねぇ」という、協会の意地もありますね(たぶん)。

そりゃ、誰でも受かるというイメージが浸透しないよう、出題者側としては、「それなりに難しく見せながら、例年通りの合格者を出す水準の問題を作る」という仕事をしなければなりません。

 

話が脱線気味ですが、では何から勉強すれば良いのか。

FP3級は簡単な試験の部類に位置付けされますが、特にその分野の仕事をしていなければ、参考書を手にとった瞬間にこう思うでしょう。

 

え、全然簡単じゃねーしw

 

はい、私も最初は同じ感想でした。そりゃ全く専門外の分野ですからね、覚えることがありすぎて最初は途方に暮れそうになります。

内容は大きく分けて6つ。保険、税金、年金、投資、不動産、相続。

私の場合、投資以外は全く予備知識無し。でも逆に、予備知識があった投資分野は楽勝でした。

つまり、知っているか知らないかで、問題自体は簡単なのです。全体を通して「広く浅く」ですね。投資分野で必要な計算なんて、PERやPBR、配当性向程度。接していればこのくらい常に脳内で概算しています。日経新聞読める人は流してもOKな分野です。

建ぺい率や容積率の計算も、法則を覚えて暗算レベルの掛け算で終了。掛け算を習いたての小学生でもできます。

つまり、「計算力」は一切問われません。

 

因数分解のほうがよっぽど頭使う。

 

キャッシュフローや期待値も簡単な公式で終わり(内容理解していれば公式すら必要ない)。ということは、参考書や問題集をざっと一冊マスターすれば合格できるってことです(2〜3周回して正解率を8割以上に持っていく)。

問題には、もちろん人格やセンスを問われるものは何一つ出ません。ということは、勉強すれば受かるし、しなければ落ちる、という簡単なゲームです。

しかし試験という特性上、冷静さも必要。試験には、知識とは別に、ある程度のテクニックが必要なんだ。私が今回常に注意したのは下の2つ。

 

①数字と解答番号を混同しない
②問題文の「適切」か「不適切」かに必ず丸印をつける。

 

要するに常に注意力が問われます。

①は、模擬試験でよくやったミス。計算して「2.0」とかになった場合、反射的に解答番号も「2」をマークしちゃいがち(私だけ?(笑))。
②は、全てにチェックしていたつもりですが、ミスりました↓

見てください、問題文の「誤っているもの」がいい位置で改行されててチェックを怠った(笑)。しかもこれ、正答率が高いサービス問題です。問題文を読まずに反射的に「2」をマークしてしまったダメな奴。正解は「1」。

このように、100%を狙うということになると話は変わってきます。注意力が試されるのもありますが、重箱の隅系な問題も数問出てくるので、これも拾うとなると参考書1〜2冊では到底足らないでしょう。

そう、90%からの10%が、結構遠いのです。

ここがプロとアマチュアの境目になるんでしょうね。

私は、取れませんでした。

 

3級勢が2級を受けたらどうなる?

協会に過去問が出ているので、試しに今回の2級の学科をやってみました。何がきつかったって、

 

文字多いっすねw

 

60問全部こんな調子ですよ。

3級は60問で30分前後が目安でしたが、2級はたっぷり1時間はかかりました。

結果は、、、

 

26ミス、56.6%

 

うは、惜しいwww

 

いやいや、全く聞いたことない問題多数。消去法で2択まで絞れても、そこからが勘、が多数。正直、60%なら取れるんじゃね?って思っていましたが、そうは問屋が卸しませんでした。よくできています。

当たり前ですが、3級の知識じゃ2級は合格できない、ということはわかりました。

さて、また一年がんばりましょう。

 

全然関係ないですが、将棋も3級です。私。初段と手合わせすると瞬殺で攻め込まれます。

これ以上ランクを上げるには、手筋の勉強が必要。初段以上は定石が全部頭に入ってる。そう、有段者はみんな勉強しているのだ。

 

勉強はキライだ。

 

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