Gather round! 新しいiPhoneは「XS」。6.5インチSIMフリー機を発売日に狙う。がしかし?
Appleから正式にスペシャルイベントの告知が来ました。日程は予想通りの「9/12」(日本時間9/13未明)。
今回は、少し今までのアップルらしからぬデザインに、一瞬「ライザップか?」なんて思ってしまいましたが。
比べてみると全然違いました(笑)。
この「ゴールド」は、9割型iPhoneの新色でしょうね。そしてこの色を際立たせるには、背景はホワイトではダメだったと。かと言って、下手な色をぶつけると下手なイメージがついてしまうと。ゆえに、無彩色(白がダメなので黒)を持ってくるしかなかったのかな、なんて思っています。
それはそうと、ちょっと勘ぐってしまうのは、この意味深な「◎」。
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単なる新社屋のシンボルマークなのか、それともこの形にちなんだ何らかのサプライズがあるのか。当然後者を期待してしまうわけであり。
まさかこのリングが他の何かと関連してたら驚きます。
- image via Beyond the iPhone, what to expect from Apple's Sept. 12 'Gather round' special event
2018年の新型iPhoneは、まずこれでほぼ確定。
6.5インチ、5.8インチのOLED(有機EL液晶)と、廉価版6.1インチのTFT液晶の計3種。ホームボタンは完全に取り除かれるようです。
昨年の「iPhone X」を1年使って感じたことは、確かにホームボタンがなくて困ったことは特にありません。この流れには喜んで乗ります。しかし、「まだ指紋認証は必要だった」ということは別の話。
マスクしたままコンビニに行って、Apple Payを使う際に慌てたことが何度もある。寝起きで顔の半分が布団に隠れたままでのロック解除ができず、意識的に顔をiPhoneに向ける必要があったこと。顔認証は超絶便利だったけど、デメリットもちゃんと持ち合わせていました。
- 側面指紋認証センサー採用のUMIDIGI Oneシリーズ発表|すまほん!!
ところでこれ、知っていますか?
どう見てもiPhone Xにしか見えないんですが(笑)、中華製のアンドロイド機。先日2万円弱で発売になりました。
これの何がすごいかって、顔認証はもちろん、側面の電源ボタンに指紋認証を仕組んじゃったんですよね。要するに「どっちでも行けるで〜」と。
精度はわかりませんが、発想は素晴らしいですね。
デザインはさすが中国、「まるパクリ」ですが(笑)。
一瞬、次期iPhone Xでもこの「側面指紋認証」が欲しいな、と思ってしまったのですが、アップルはきっとこんなことしないでしょうね。わかりますか?そんなことしちゃダメなんですよアップルは。
次期iPhone Xは、輪をかけて顔認証の精度を上げて、最終的には完璧にする。
これがアップルが漕ぎ出した船の終着点です。「やっぱり指紋認証だったんじゃね?」とか、ちょっと躊躇した時点でブレが生じて、それに敏感なイノベーター勢が混乱します。そんなこと、今さらパソコンにDVDドライブを乗っけてくるのと同じ。絶対にやってはいけないのだ。
この方向性、私は全力支持。
ゆくゆくは、マスクしてようが、覆面かぶってようがロックを解除してもらわないといけません。これが今回のXSで可能になるかはまだちょっと無理でしょうけども。
なんて、新iPhoneに浮かれていたときにこんなツイートも発見↓
僕は中古とか型遅れしか買わないから
— daidaisuki (@1234_aido) 2018年8月31日
ちょっと考えてしまった。
今のiPhone Xに何も不自由してないばかりか、その一つ前の「7」、2つ前の「6s」でも、体感的には今でもほぼストレスなく扱えるでしょう。この考え方、明らかに賢いんじゃないかと。
その新しいiPhone、必要ですか?
私は今年も発売日を狙っていきますが、魅力を感じなくなる瞬間は、すぐ近い将来にある気もしております。
まさか今から100年後には、「iPhone 100」は売っていないでしょうから(笑)。