MacとWindowsのファイル共有問題は、永遠に解消されませんよ。というお話。
先日、某広告代理店から「デザイン事務所からもらったデータが開けないのでどうにかしてもらえませんか?」というだけのお仕事が入りました。
前代未聞のご発注で、見積もりに困りました。
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確認すると、予想通りそのデータはMacで入稿されたものであり、それをWindowsで開こうとして開けなかったたということ。
やっぱりまだここ、若干敷居はありますよね。
逆に新人類のみなさまの中には、コンピュータなんて全部同じだろ、とお思いの方がいらっしゃるかもしれませんが、そうではないんですよ。
特に昔からMacはクセモノで(今よりも圧倒的に使用人口が少なかったので立場が弱かったw)、外部にデータ共有する際にMac標準の圧縮をかますと、後々トラブルになることが多いのです。
これを今逆でいうと、Windowsユーザーが、平気でWordやExcelのファイルを送りつけてくるようなこと?という例えが適切かはわかりませんが、、、
要するにどっちも迷惑なんです(笑)。
そこを理解していない人が一定数存在するのは、今も昔も変わらないようです。
まあしょうがないです。ここまでPCが一般化すると、利用者に学習の強要をするのは難しくなってきます。
この辺を考えるとき、必ず思い出す、1995年にニフティ友達が言い放ったある言葉があります。
「マッキントッシュってさ、ゴミだらけじゃん」
確かにそうなんですよ(笑)。
ちょうどWindows 95が発売されて、DOS上がりのWin勢が調子に乗ってたときですねw
簡単に言うと、Macのファイルには特有の「バイナリヘッダ(通称ゴミヘッダ)」というものがくっついています。
今回の件は、予想通りこのゴミヘッダのせいで解凍後に路頭に迷ったと言うオチです。この辺、90年代からあまり変わっておりません(随分互換性は高まりましたが)。
ではどうすればこのドラブルを回避できるのか。
【ポイント】
Macユーザーは、このバイナリヘッダを削除して圧縮しましょう。
「WinArchiver Lite」あたりで圧縮するとよかろうかと思います。フリーウェアです。
- 「WinArchiver Lite」をMac App Storeで
ついでにWindowsユーザーにも一言。WordやExcelのデータをそのまま送るのはやめましょう。てかやめてください(最低限PDFに変換しましょう。特にWEB上でWordを強要するとかはリテラシー低すぎてもう最悪です)。
コンピュータは、それぞれで環境が違うのです。
共有時は相手への配慮を忘れずに。
↓2019のiMac 5Kは買いですね。