コロナウイルスで厳戒態勢の北海道に降り立った週末道民。札幌の街は今いかに?
どうしようか迷いましたが、「完全武装で気をつければ大丈夫、ピーク時に付着したウイルスはもう死滅しているだろう」という個人の勝手な判断(自己責任でお願いします)。
私の完全武装とは、以下。
①人混みの密閉空間を(なるべく地下道も)避ける。
②仕方がないときは完全鼻呼吸に切り替える。
③気づいたら手洗い。
④気づいたらうがい。
⑤気づいたら目薬。
⑥ホテルは最初に窓全開換気。
⑦すぐにお風呂(特に髪の毛注意)。
⑧衣類は全部除菌ファブリーズ。
⑨加湿器は常時MAX。
目薬は意外かもしれないが、「ウイルス抑制に目薬をさすというのは理にかなっている」とは先日のラジオ日経からの情報。
これで感染したらもうどうしょうもないという、ある意味人体実験でもある。
ドル箱路線と言われる「東京ー新千歳」の飛行機は今回ガラガラで、JALとANAの減便もこれでは納得できます。特に空運は想定以上に苦しさを増していきますね。
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ホテルも、アパホテルがなんと一泊2,500円(土曜日は3,100円)で、普段の半額以下。当然お客さんは少なめ。
あ、この写真、同一人物です(笑)。一泊2,500円で1,200円の社長の本が読めてしまった。なんだか申し訳ない。
このおばちゃんなら今回もきっと乗り切るんでしょうね。そんな気概を感じました。はい、私も今回その、キャンセルになったからお迎えいただいたお客様です。
アパとドーミーインの企業努力にはいつも元気をもらう。
研ぎ澄まされた 叡智を力に 美しく生きろ。
街はどうかと言えば、それなりに人はいました。
マスク率は、半々といったところでしょうか(地下通路は避けたかったんですが、やはり地上の寒さには勝てません)。
マスクは買えないという理由もあるかもわかりませんが、思ったほどピリピリしているような雰囲気はなく、最低限の対策はするが、感染したらしたで仕方がない、といった感じ(?)。
空港でも、普通にベンチに横になって口開けて寝ている人がいたり、マジかよ、と思ってしまう場面もちらほらと。
気にする人と比較的気にしていない人がハッキリと分かれているような印象。
でもどうでしょう。今気にしないのはよっぽどの楽観主義者か情報弱者かと思ってしまうのですが、逆に我々も単にマスコミに踊らされ過ぎているだけだ、とも取れなくもないんですよね。
特に数字を見ちゃうと、確かに騒ぎすぎだと判断できなくもありません。
狸小路のJRAは2/29から完全封鎖をしている模様。確かに、ここは危ない気がする。
お店は、休業しているところもポツポツ見かけましたが、ほとんどは営業している感じでした。学校が春休みになってアルバイトしたい学生さんなんかも、「できるなら今稼いでおきたいから」と言ってた人もいましたね。
ちなみに狸小路あたりはもうここ数年で「チャイナタウン化」していて、とあるドラッグストアの表記はこんな感じで最初から日本人を相手にしていません(笑)。
しかし今回は、さすがに中国人らしき方は一切見ていません。渡航規制うんぬん以前に、何らかの差別を受けそうで、今日本には居られないというのもあるのでしょうね、きっと。いろんな方が、気の毒です。
いずれにしても、今回時期的にも雪まつりが本当に大誤算でした。いやでも、誰も責められないですよね。
札幌で必ず訪れる札幌串鳥では、顔なじみの店員さんに「よく今来ましたね!」と歓迎されました(笑)。
(串鳥はどの店も接客レベルが高めですが、南二条店がオススメ。私はまずここしか行きません)
この店はいつも、週末は瞬速で満席になるのですが、今回お客さんはいつもの5割引き程度で少なめ。さすがに相当苦しいとのことでした。
しかし現在、入店時に手のアルコール消毒を強制、店員さんは全員マスク、テーブルに置いてある調味料などは全て取り下げられ、言えば出してくれる仕組みに変更(お客さん毎に容器を拭いているとのこと)。
一部では札幌一人勝ちとも言われる焼き鳥チェーン、この徹底対応はさすがですよ。
現場からは以上、意外と元気な北海道でした。
行きたい都道府県、11年連続1位の日本のブランド。がんばれ。
おまえはいつも元気だ。
ところで、今年の日本(上のグラフは東京都)、今回のウイルス問題でみんながそれなりに気をつけたおかげで、インフルエンザ患者数が激減しているという事実をご存知でしょうか。
参考:東京都感染症情報センター |インフルエンザの流行状況(東京都 2019-2020年シーズン)
実は今、例年よりも健康な方が多いというのも、皮肉といいますか、怪我の功名といいますか。
裏を返せば、普段どれだけ気をつけていなかったか、ということにもなりますね。
それと、「病は気から」と言いますように、敏感になればなるほど具合が悪くなりやすいというのもあるでしょう。プラシーボ効果が存在するのもこの理由です。
<プラシーボ効果>
有効成分がない薬を投与されても、その薬が効くと思い込むことにより、病気が治ってしまうこと。もっぱら思い込みの力によって改善してしまうこと。
油断は大敵ですが、気持ちだけは強く持って乗り切りましょう。
↓私は、イソジンは原液でもいける派ですが(笑)、苦手な方にはこんなのも出ています。