iPhone 5S 国内版SIMフリー機を購入 [その1] ひとまずはKDDIで使う。
iPhone 5Sが届いた。ゴールド64GB。
正直予定外の出費だったけど、au公式サイトにて「au Nano ICカード(LTE)を、ご自身で差し替えて頂くことにより、ご利用頂くことが可能です」との公式アナウンスもあり、また現在の32GBでは厳しくなってきたのもあって購入。
しかも、auのiPhone 5は800MHz帯のLTE(いわゆるプラチナバンド)をつかまないので、実は少々ハンデを背負っていたということもあります(この辺はややこしくなるのでまた今度書くことにします)。
それでは、今のiPhone 5から何もかもそっくり移動して、「auのiPhone 5S」として使ってみましょう。やり方は以下。
1)まずはiPhone 5をバックアップ。
2)バックアップが終わったらSIMを抜く。
これでiPhone 5はiPodTouchと同様に、ただのWiFi機と化します(左上には「SIMなし表示」)。今までありがとう!
3)そのSIMを新しいiPhone 5Sに入れてアクティベート
この時点でもうauの電話として認識され、かかってきた電話はiPhone 5Sが着信するようになります。
当然ですが、ここでdocomoのSIMを入れればdocomoの携帯になりますし、SBも同じ。アメリカのVerizonだろうと韓国のSKTだろうと世界中の携帯会社なんでも来いです。
4)iTunesに繋いで、iPhone 5のバックアップデータを復元。
このまま数十分放置。
5)iPhone 5とそっくり中身が全く同じになって完了。
いらなくなったiPhone 5は多分売ると思いますが、SIMロック機(日本の該当会社でしか使えないiPhone)は現在2〜3万円程度にしかなりません。ここがSIMフリー機との大きな違いで、今までの例で行くと、SIMフリー機は価格が落ちないので、恐らく1〜2年経過してもこれの倍以上の値がつくと思います。基本的に世界中のSIMが使えるわけですから、「世界中の人が欲しい端末である」ということを考えると、これも納得できますね。
そう考えると、携帯会社に契約して「実質0円」といえど2年間も縛られて値がつかない端末をつかまされるより、SIMフリー機をどんどん乗り換えて運用するほうがお得になる場合も多々あります。MVNOもあれだけ頑張っている現在、やりようによっては抜け道はいくらでもあるでしょう。
- [More Access! More Fun!] 使い方によってはSIMフリーのiPhoneのほうが絶対お得なんですよっと(試算付き)
僕は今のところ、10月まではこのままau(現在月約4,500円)でいき、10月に解約。イーモバイルにMNP→NEXUS 5をもらう。そのNEXUS 5は新品のまますぐに売り、今のNEXUS 5にそのSIMを挿す(これでメインは月2515円運用)。さらに、iPhone 6のSIMフリーを買ってBIC SIMを挿す(月945円)、今回買ったiPhone 5Sは使い続けるかわからないけど、使うならば楽天SIMで運用(月945円)※8%消費税分は割愛しています。
こうすると、3台運用しても計4405円と、携帯会社1回線の契約よりも安くなるんですね(笑)。
昔、まだauからiPhoneが発売されてない時に考えていた、「韓国の携帯会社と契約して、日本国内の音声通話は全てローミングで対応する」なんてことも現実味を帯びてくるわけです。SIMフリーすごいわ。
ではでは、次回はいよいよ指紋認証登録を試してみます。