LINE、政府と行政サービスの連携を発表。一時出来高跳ね上がる。
ところでいつの間にビデオ通話機能が追加されていたんですね。AppleのFacetime危うし。と思いながらも、LINEが駆逐してくれるなら私はそれを希望します(笑)。シェア的に欧米圏は難しいと思いますが。そもそもアジア圏のFacetime利用率もさほど多くないと思いますが。
欲を言えば、もう少しフォーマル路線を希望。やはりLINEというと世間的にはカジュアル志向で、仕事で通話を利用するには、気心知れてない相手だとやはりFacetimeを優先的に使ってしまいます。
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そんなことはさておき、本日お昼過ぎ、スマホに一件の通知が入った。
何事?!?!
LINE株が急伸。いやいや、だから何事?!
6/2(金) 12:31配信
無料通信アプリを展開するLINEが政府のオンライン行政サービスと連携することが日本テレビの取材でわかった。LINEの画面からマイナンバーカードを使って一部の行政手続きなどができるようになる。
関係者によると、LINEは9月にも政府がスタートさせるオンライン行政サービス「マイナポータル」と連携するという。LINEの画面から「マイナポータル」に直接アクセスすることができる。LINEのユーザーがスマートフォンなどに読み取り機能をつけてマイナンバーカードをかざせば一部の行政手続きができるという。LINEを通じて将来は税金の支払いや保育所の入所申し込みなどもできる見込み。
マイナンバーカードはこれまで国民の1割程度の普及にとどまっており、政府はSNSとの連携で若者などにマイナンバーカードを広げたい考え。
恐らくどうやらこれのようです。依然としてテレビの影響はやはり強いですね。すごい情報を投下してくれました。
しかし落ち着いて考えると、LINEの親会社はNAVERであり、極端な見方をすると、いわゆる韓国企業と日本の政府がタッグを組んじゃって大丈夫なんだろうか、という不安もちらつきながら…。
先月、日本のLINE PAYの国内登録者が3,000万人突破したニュースを見ましたが、本国ではLINEを普及させなくともこのノウハウをしっかり取り入れてNAVER PAYで生かしてるようです(どっちが最初かはわかりませんが。まぁ開発者は同じだと思うので)。
-【LINE Pay】日本の登録ユーザー数が3,000万人を突破 | LINE Corporation | ニュース
3,000万人といえば国民の約25%?いまだにこれを使って決済している場面を見たことないんだが(私も登録はしているが使ったことはない)、現在のアクティブユーザー数も知りたいところです。
話を戻して、ちょうど政府と行政サービス連携のニュースが流れたであろう12:30以降から急騰、2つの衝撃波を感知。出来高(売買成立数)グラフも活発になり、一時4,235円まで跳ね上げました。終値は4,110円(これで6月に入って突然300円のアップ)。
しかし本日これだけの情報が公になった割には、思ったほどの伸びがない、LINE弱いという意見も散見。すぐに冷めたのか虎視眈々と機を伺うのか。恐らくこのニュースは、まだ知らない方々にこの週末広く渡るであろうことから、週明けはまだまだ買いが入って、またいくつかの衝撃波も予想されます。
本日の日経平均は約に2年ぶりに20,000円を突破。果たしてLINEはこの追い風に乗れるのか?!
image via ガベージニュース
スマホは7割が普及済み…スマホとタブレット型端末の所有・所有意向をグラフ化してみる(2017年)(最新) - ガベージニュース
日本のスマホ所有率を押し上げてくれたひとつとして、明らかにLINEの存在は大きいです。もうインフラとして確立しつつあるLINEには、もっと頑張ってもらわないといけません。
株主より。
- [関連記事] LINEの神がかった拡散力。NAVER自ら日本産だと言っちゃったのも戦略だったと思う。(2017.04.27)|まなぶろぐ。