Google Instagram Investment news
インスタグラムはまだ突っ走れるか?Youtubeに対抗するサービス、IGTVの発表。
まぁ要するに「Google vs Facebook」です。
現在、MAU(月間アクティブユーザー)で世界に15億人以上を抱えるGoogle 傘下のYouTube。
ユーザーの1日の平均閲覧時間は1時間を超えており、個人的にも地上波を全く見なくなった今、毎日1時間以上は確実に視聴しております(Abema TVもアツいです。最近の風呂のお供はもっぱらコレ)。
Chromecastのたぐいがあると、これら全てが普通にテレビで見られるから良いですよ↓
いきなり話が逸れましたが、本日このYoutubeに対抗する(?)動画サービスが、Facebook傘下のインスタグラムでもスタートするというニュースが出ました。
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- [参考] インスタも60分動画 親会社フェイスブックの思惑:日本経済新聞
しかしインスタで60分動画って、どんなのが流れるのでしょう?
これがYoutubeと似たり寄ったりだとしたら世界観がぶち壊しにならないかと思うのですが、最もユーザー数がうなぎのぼりのコンテンツをつかまえて、あえてぶち壊して作り直す勝負に出るとも取れましょうか。
昨晩の株価爆上げはこれだったんですね。本日早朝に初の200ドル突破でビビりました。
Instagramは、15億人のYoutubeに対して、現在10億人(ん?11億人は超えてたんじゃなかったか?)。ここであえて今回動画サービスをぶつけてきた理由とは?
現在米市場において、10代が利用するSNSの第1位は、なんと「Youtube」だという。
え!?それ以前に、、、
YoutubeってSNSカテゴリーだったの?!
と思われた方もいるかもしれませんが、これから先、その10代の未来を見越しての導入ではないかと見て取れます。
常に10代がトレンド権を握る。
これは、今も昔も変わっておりません。
それはそうと今回の発表、株主の意見としては絶対に失敗は許せません。相手は世界のGoogle(Youtube)だ。今やしっかりとビジネスモデルが出来上がったサービスに、真っ向勝負の消耗戦を挑んでも敵うわけがない。
以前はその、天下のGoogleでさえも、、、、
「Google+」は失敗したのだ。
新しいサービスに必要とされるのは、特許を取るにも値する、絶対的オンリーワンの機能。
なぜ今もニコニコ動画が生き残っているのか。ちなみにニコニコ動画のMAUは、上記ビッグサービスとはケタふたつ変わって1000万人弱しかいない。さらに、今の10代はニコニコ動画を見ない。それでもそこには強烈なファンを惹きつけるサービスがあるからに他ならない。
ということで今回の「IGTV」には、Youtubeには逆立ちしても真似できないエッジの効いたイノベーションが必要となるでしょう。
しかし企業が大きくなればなるほど新しいイノベーションを起こすのは苦手となる。なぜなら人が多ければ多いほど平均的な意見で落ち着いて冒険ができなくなり、何よりもブランドイメージを傷つけるのを恐れて失敗を避けるようになるから。
さて、1年後、どうなっているでしょう?!もちろん期待はしております。
- Instagram、MAUが10億人突破 新アプリ「IGTV」発表
↑皮肉にも「ニコニコニュース」でも同ニュースを確認(笑)。
↓アマゾンで10日に一回、今まで数十種類の炭酸水を注文してきましたが、今のお気に入りはコレ。ウィルキンソンに勝った(個人の感想です)。