SIMフリーiPhone 6が日本で買えない今、docomo版のiPhone 6はアリだと思う。
かれこれ3〜4ヶ月、相変わらずSIMフリーiPhone 6は日本のAppleでは買えません。
ちまたでは、「日本のSIMフリーiPhoneは世界一安かったので中国人バイヤーが買いつくした」なんても言われておりましたが、今回は改めてSIMフリー版の良さを考えてみます。
メリットその1:どんなSIMでも使える
これが本来のスマートフォンです。日本で言えば、docomoのSIMを挿せばdocomoのiPhoneになりますし、auを挿せばauで使えます。もちろん世界中のSIMが挿せるので、Verizonを挿せばアメリカのスマホになりますし、SKTを挿せば韓国のスマホになります(各携帯会社の持つ周波数帯によっては稀に限定される場合はあります)。
これなら現地のSIMで現地の料金で利用できるので、長く海外に滞在する方などは重宝します。
メリットその2:携帯会社に契約する必要がない
どんなSIMでも挿せるので、携帯会社に契約する必要がありません。現在では、犬も歩けばMVNOに当たるほど携帯会社以外のSIMが溢れかえっております。自分も去年いよいよ携帯契約を辞めましたが、契約していた時と全く遜色なく、月額1,600円で使えております(BIC SIMのみおふぉんは超絶オススメ)。
メリットその3:下取り額が高値
SIMフリー機は世界中のSIMに対応している分、「世界中の人々が欲しがる端末」です。同じiPhoneでも、日本のSIMロックiPhoneと比べると売値に大きな開きが出ます。ちなみに、去年SIMフリー版iPhone 5Sを9万円で買いましたが、約半年使用して8万数千円で売れたのはさすがに驚きました。
以上、思いつくメリットを書いてみましたが、最初に書いたように現在日本のAppleではSIMフリー機は買えません。
でも、上の「メリットその2」だけを求めるならば、「docomo版のiPhone」という手もあります。
というのは、日本のほとんどのMVNOはdocomo回線を利用していて、docomoの端末であればSIMロックがかかったままでも使えてしまいます(MVNO会社と機種によっては要確認)。要するに、白ロムのdocomoのiPhone 6を買えば、日本で使う以上はSIMフリー版とほとんど変わらずに利用できるということです。
じゃぁ、海外に行ったらどうか?ということですが、これは自分もそうですが、結局SIMの抜き差しがめんどくさく、また日本のSIMを抜いちゃうと日本の090の電話番号が使えなくなるので、WiFiルーターを持ち歩くことになって、実はSIMフリーは関係なかったりします(苦笑)。常時WiFiが入る環境を作ればSIMは関係ないんですね。
あ、当然このままだと音声電話はローミングになるので高額になりますが、情報強者たちはもはや電話アプリは使いません(笑)。FacetimeかLINEを使えば無料ですし、最悪Skypeクレジットを使えば世界中どこにでも安価で電話できます(写真は仁川空港のKTレンタルカウンター)。
ただ、メリット3の下取り額に関しては、あくまでもSIMロック機なのでこれは期待できません。でも今年はSIMロックフリー元年ということで、今後数千円でロックが解除できるようにもなり、下取り市場はわからなくなっていくかもしれません。
ということを総合的に考えると、別にSIMフリー機じゃなくて「docomo機」でいいんじゃないかと思うわけでもありまして。
値段も現在新品の白ロムでSIMフリー機と比べて数万円安くなっています。試しに「iPhone 6 Plus 64GB」を調べたら、現在だいたい相場で8万円弱。これ、SIMフリー機だと税込みで約12万円します。4万円も安いじゃないか!
これこそホントにバイヤーが来る前に買っておきべきじゃないか?(笑)と思ったりもしました。
↓また、iPhone以外で評価が高いSIMフリー機はこちら。