記憶は正しくない。日本のスマートフォンの売れ行き事情。本当にiPhone Xは売れているのか?
久しぶりにスマホの国内シェアを確認してみましたが、幾つか記憶と異なっていた部分があったのでメモ。
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脳内データは定期的にアップデートしないと、世間とズレていっちゃいますから注意。
- 参考:家電量販店販売データから読む。国内スマートフォン販売動向|すまほん!!
上は2017年10月の販売台数シェア。
iPhoneがぶっちぎっているのは変わりませんが、53%とは記憶と違います。65%はあったはずですが。もっとも「販売台数」なので、実際のシェアとは誤差はあると思いますが、iPhone以外、頑張っていますね。
次に、シャープが9.4%も。
このポジション、Xperiaだと思っていましたが、いつの間に約10人に1人は買われていたんですね。持ってる人に出会ったことがないんですけど…本当なのか?
そして最もびっくりしたのが、Galaxyの4.3%。
てっきり1%未満だと思っていたのですが。
今も世界シェアトップを突っ走るSAMSUNGは、世界時価総額ランキング13位につける超ハイクラス企業なのに、日本だけでは全く売れません。
※スマホ世界シェアは、1位:SAMSUNG(22%)、2位:Apple(11%)
まさか本当に、日本では「SAMSUNG」のロゴを隠して売った効果が出た?!
ということで調べてみたところ、売れているのはフラッグシップの「Galaxy 8」では決してなく、どうやら日本向けに作っている「Galaxy Feel」とのこと。
- Galaxy Feel SC-04J | 製品 | NTTドコモ
日本向けと言えば、そういえば以前「Galaxy J」というのがありましたね。全く売れませんでしたけど。
今回なぜ売れるのかと言えば、そりゃ奥さん、
どこにも「SAMSUNG」と書いていないからですよ。
と言うのは、外れてはいないと思いますが、最適解でもなく、どうやらこの機種を買うと、毎月1,500円の割引がつく「docomo with」というプランが使えるらしく、この安さにつられて購入するユーザーが多いようです。
元々、いち早く途上国に目をつけて、廉価版スマホを大量生産して勝ち抜いてきた経緯から、日本にもフラッグシップ(SシリーズやNote)以外の安いモデルを輸出してくれれば、売れるということがわかります。当然、ロゴは伏せる方向で^^;
そしてiPhone X。
今回のXは、売れればSAMSUNGも嬉しい、というのは先日書きました↓
発売された11月第一週の集計では、22.2%とのこと。iPhone 8 / Plusは15.6%。
Xはとにかく出荷台数の少なさが心配されていましたが、発売日初日の販売台数は8を上回ったとのことなので、「売れている」と考えて良いのではないかと。
ただ、操作感があまりにも今までと違いすぎるため、まだ戸惑っているユーザーが多いのも事実。
やっぱりまだ、ふとホームボタンを探してしまう。#iphonex
— suzuki manabu (@manabujp) 2017年11月14日
慣れていかないといけません(・∀・)ノ