iPhone 13 Proは買いません。10年続いた発売日祭りは、2021年静かに終わる。
2011年 iPhone 4s
100年後に、「iPhone 100」を買うのが夢だったのですが(笑)。
初めてauからiPhoneが発売されたのは2011年10月14日。
日本ではKDDI(au)だけ通信方式が違うため(詳しくは割愛)、それまでauからiPhoneが出ることはないと言われていましたが、2011年に突然対応を発表。からの即発売。
10年前のその歓喜の記事はこちら↓
- [参考記事] iPhone4 for au?|旧まなぶろぐ(2011.1.13)
「並んでたら考えよう」と地元のauショップに予約10分前行くと、それはびっくりするほどに、誰もいねぇ!(笑)。
「すみません、今日iPhoneの予約開始日ですよね?」と、こちらから確認する始末で、あっさりと「予約番号1番」をいただきました。
ショップ側もこちらの技術的な質問には誰も答えられないという、結局iTunesバックアップから全部自分でセットアップ。とにかく現場も大変だった突然の発売。
これが4sの時代。
当時は、先進国としては最低の、日本のスマホ率は10%未満。ちなみにお隣の韓国はすでに90%で、当時からテレビで普通にスマホアプリのCMが流れていました。図らずも、日本の意識が相当遅れていることを実感したひととき。
カカオトークもLINEも全部韓国産であり、この分野でも今も日本は遅れを取っている(買収話は別で)。
2012年 iPhone 5
2012年と言えば、日本でもYoutubeの収益化を始めるとGoogleが発表した年。この年から、日本でもいわゆる「ユーチューバー」という職業が生まれました。
しかし「お金になる」となった直後から、それまで密かに応援していたヒカキンが一変して全く面白くなくなり、個人的に彼の登録解除をしたのもこの年。それまでの登録チャンネルもこれを機に激変しました。
しかし一般的にはそのユーチューバーの影響が大きかったか、予約番号1番だった2011年とは打って変わって、田舎のショップにも突然大行列ができる。上の写真の日付を確認すると10/13だったので、発売日を逃した年だったと思います。
昔の記事を確認すると、「予約が一日遅れただけで、今回なんと1ヶ月待ちになってしまった」と記してありました。
- [参考記事] iPhone5 Debut!|旧まなぶろぐ(2013.10.13)
2013年 iPhone 5s
2013年は、いよいよdocomoからもiPhoneの販売をスタート。
しかしそれ以上に、Appleから公式でSIMフリー機が買えることが日本でも解禁となり、早くももう顧客を囲い込むのが目的の「ガッチガチのSIMロックスマホ」を携帯ショップで買う意味がなくなった年。
これにて日本の携帯ビジネスモデルの崩壊もはじまり、ここで携帯ショップとのお付き合いも終わる。
この5sから私のiPhoneは全て、国内版SIMフリー機をAppleから直接買っており、何か不具合があったらアップル銀座に行って新品交換してもらっています。
- [参考記事] docomo いよいよiPhone。|旧まなぶろぐ(2013.09.06)
2014年 iPhone 6
6でさらなる大型化に舵を切ったiPhone。それまでは「デカイのは正義だ」というGALAXY Noteの魅力に魅了され続けていた私ですが、この舵切りは今も引き継がれるほどに良かったですね。
写真は、それまでデカイNoteに完全に心を奪われそうになっていた2012年12月。韓国KOEXモールにて。
2012年時点でお隣はこのプローモーションです。サムスンが今も世界1位なのもこの気概によるものですね。
サムスン本社にも、行ったよ!(2012年7月)
このパソコンの壁紙も、もらってきたよ!(笑)。
このiPhone発売と同時に、Appleのサイトも突然レスポンシブ(スマホ自動可変)サイトになったり、WEB制作者にとってもいろいろ慌てた思い入れのある年です。
そして当時、アップルストアから突然消えたSIMフリーiPhone。
円安の影響をもろに受け、世界で最も安いとされた日本のSIMフリーiPhoneは中国のバイヤーに買い占められた、なんて噂が出たのもこの年。
この6は後々いろんな欠陥が出ましたが、1年で売ってしまう私のスタイルには無関係でした。
またこの2014年には、18年お世話になったauをやめて、私は完全に携帯契約とは無縁の自由人となりました㊗️
ここから、スマホは月1,600円の生活がスタート。
2015年 iPhone 6s
さらなる情報量に飢えていた私は、一番大きい「Plus」を購入。
手帳ケースに入れれば、画面が大きくても片手で安定して操作できるという術を身につけたからだ。
ただこの6sの印象は、もちろん大きいのもあって「重すぎた」以外の印象があまりありません(笑)。
2016年 iPhone7
ホームボタンの触覚がもう異次元(笑)。すげぇ。#iPhone7 pic.twitter.com/qC3SawQxcd
— suzuki manabu (@manabujp) 2016年9月16日
iPhone史上、最も安定していた良機種はどれだと言われたら、私はこの7だったんじゃないかと思います。
やっとLINEが一般化レベルで定着してきたのもこの辺で、それについていけない情報弱者たちが「LINE禁止」などというトンチンカンな決まり事をこぞって作り出したのも懐かしいです。
「よくわからないものには、何でも言い訳をつけて拒否をする。自らは決して学習することはない」。
反面教師にしたい滑稽な案件。
まぁ、あまりの進化の速さに、規制が追いつかなかったというのもありますけどね。
2017年 iPhone X
10周年アニバーサリーモデルのX。
生産台数が少なかったこともあって、これは発売日を大幅に逃しました。
同時に裏で「iPhone 8」なんていう、iPhone 7の焼き直し機種も発売になりましたが、フラッグシップ以外の安いiPhoneはノーマークです。私は。
顔認証には大きく賛否両論ありましたが、私は非常に良いと思いましたね。
自分に合う合わないでなく、自分のスタイルをiPhoneに合わせていく。
これが「林檎農場の奴隷」というものです(笑)。
この機種は、翌年予想以上に高く売れたことも印象に残っています。
2018年 iPhone Xs
Xsなんて、ありましたね(笑)。いやもうその存在すら、完全に覚えていません(笑)。
しかもMAXを買っていました。
いや、全く覚えていません。てか13万5000円もしたのか、これ(笑)。
2019年 iPhone 11 Pro
実はこの頃からもう気持ち的に冷めてきた感じもあったでしょうか。
ただ外観的にも大きな進化を遂げたのでWWDCに誘発されて購入。また、楽勝で発売日に手に入るようになってきたのも感じられるようになった頃です。
しかし新色のグリーンはちょっと失敗した感も。まぁ、ケースに入れちゃえばみんな一緒なんですが(笑)。
2020年 iPhone 12 Pro
これはね、とにかくフォルムが抜群にカッコよかったですね。
もちろん、ケースに入れちゃえばみんな一緒なんですが(笑)。
2021 iPhone 13 Pro
うとうとしてたらPro来てた。
やっぱテンション上がる〜。#AppleEvent pic.twitter.com/4Esekh5Vxi— manabujp@杏仁豆腐 (@manabujp) September 14, 2021
もちろんWWDCは生で拝見させていただきしました。毎度、カリフォルニアと東京の時差には怒りを覚えます。
Appleも公言している通り、今回は外見上の変更はほとんどなく、比較的機能面での細かなブラッシュアップが多い機種ということで、気持ち的にとうとうこの時を迎えたかという感想です。
もうiPhoneはほぼ完全に完成しきってしまい、正直なところ、7あたりでもまだ闘おうと思えば第一線で闘えますからね。
でも確かにカメラの進化はものすごいことになっていて、例えばこれ↓
これは時速130キロで走る特急内からのiPhone 12 Proでの撮影です。どういう仕組みかわかりませんが、止まって撮ったみたいに鮮明ですよね。
昔のデジカメ撮影時は、脇を締めて息を止めて、なんて気にしていたものですが、手ブレなんて気にする機会はほとんどなくなりました。
今回13 Proを見送ることになってしまいましたが、でも来年のiPhone 14 Proは買います。これは決まっています(笑)。今から予約したいほどに。
今までのiPhoneの売り買いまとめはこちらです↓