diary Investment news

一晩でソフトバンク一社分が吹っ飛んだFacebookの歴史的大暴落に慌てた私。

Facebookがその41%を占める、偏りすぎて非常に危険な現在の私の米国株式ポートフォリオ(決してオススメできません)。

これでもう、昨晩は何が起きたかはおわかりであろう(笑)。

 

スポンサーリンク

 【ニューヨーク=宮本岳則】26日の米国株式市場でフェイスブック株が前日比19%安となり、時価総額は1日で1194億ドル(約13兆円)減った。米メディアによると米国の上場企業の1日の時価総額の下げ幅としては過去最大となった。

フェイスブック株、時価総額13兆円減 下げ幅最大:日本経済新聞

過去最大、おつかれさまです(笑)。

13兆円を日本で例えると、この額はソフトバンクグループ1社分(約10兆円)以上とのこと。要するに、一晩でソフトバンクグループ1社がまるまる吹っ飛んだ計算。いや〜ただ事ではないです。

一晩で1000億ドル以上減った上場企業は、フェイスブックが史上初めてとのこと。メインコンテンツの22億人市場は何もかも大掛かり。やってくれました。

事の発端は、7/25に公表した4~6月期の2Q決算で、売上高で前年比を42%上回ったものの、市場予想を下回ったということで起きたパニック売りです。

 

昨晩はもう寝られないもの。

 

NYダウは続伸したものの、ナスダックは下げ。誰が下げてるかって、言わずもがな、Facebookのワンマンショーでした。

さて、何がどんだけどうなったのか、冷静にチャートを見ていきましょう。

 

誘発されて他のハイテク株にも売りが入ったようですが、19%のマイナスはやはり尋常ではありません。

 

はい、素敵な落下ですね。

でもちょっと冷静な目で見ると(横に伸びる矢印)、単に5月初旬の株価に戻った程度とも取れます。確かにここ1〜2ヶ月は以前にも増して急角度で上昇しておりまして、それは昨日は相当な額が吹っ飛びましたが、個人的にはもちろんマイナスにはなっておりません。

その辺も考えると、わずか2ヶ月ちょっとでソフトバンクグループ1社分のおカネがここに集まっていたのかと、そちらにも驚かされております。

1Q時の大上昇が記憶に新しいので、今回はこれに集まった「バブル分」が吹っ飛んだだけでないかと見て、個人的にはまだまだ強気ではあります(ありたいです)が、過剰にお金が集まる企業は一瞬にしてこういうことがある怖さは改めて肌で感じました。

MAU(月間アクティブユーザー)の推移で見ると、北米が2億4000万人で頭打ち。いろんな報道を見るとここにも原因があったようですが、元々総人口が3.2億しかいないのでそりゃこの辺で落ち着くでしょう。行き渡るべき人にはもう行き渡っています。

実は、超個人的には、Facebookのメインコンテンツ自体はすでに2014年に見限っていて、むしろWhatsAppとインスタグラムの2本に投資しているといっても過言ではありません。

※この2本がなかったら、恐らく全部AppleかAmazonに振っていたでしょう。現状では、結果的にそっちのが良かったのですが(笑)。特にAmazonはこんなになるとは思ってもいなかったです。

インスタグラムもここ1年半の間にどっぷりと広告が入るようになり、今ではその量も増え、タイムラインには5〜6投稿毎に1広告の割合となりました。IGTVの実装もあり、少なくともあと数年は期待はしているのですが。

 

でも、今年は2月にVIXショックもありましたが、5年スパンで見ると今年は明らかにもみ合っていますね。さすがにそろそろ限界が見えてきた感じもしないでもありません。

手放すか、増資か。

今までなら明らかに後者だったのですが、ここにきてこの局面、少し迷うようになってきた今日この頃。

この直感を信じるべきか、否か。

 

フェイスブック株価急落、決算会見の衝撃

ウォール・ストリート・ジャーナル日本版

マーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)
・会見の冒頭、「堅調な四半期」だったと総括。
・インスタグラムについて「素晴らしい成功」。

以下から株価急落

デーブ・ウェーナー最高財務責任者(CFO)
・欧州では広告収入の伸びが世界のどこよりも減速している。
・5月に施行された「一般データ保護規制(GDPR)」が影響。
・売上高全体の伸び鈍化は4-6月期だけでなく、7-9月期、10-12月期も続くだろう。
・新たな広告フォーマットについて、フェイスブックやインスタグラムのフィード上で表示される広告と同じ程度の収入は得られていない。
・営業利益率は今後数年に現在の約44%から30%台半ばに低下する。

シェリル・サンドバーグ最高執行責任者(COO)
・成長のペースは鈍化しているが、今でも成長を続けているし、この先も非常に健全なペースで成長すると予測している。

 

とはいえ、まだまだ強気なアナリストは多いようで、保有する47社中、今回評価を下げたのはたったの3社とのこと。やはりインスタグラムの追い風を高く評価しているようです。こちらもあれよあれよでそろそろ11億人ですからね。

いずれにしても、1Q発表後からのFacebookは相当バブリーだったのは間違いないでしょう。絶好調は永遠には続きません。

となると、Amazonあたりにも近々調整が入ってもおかしくないでしょう。昨年末から絶好調すぎます。

 

にほんブログ村 スマホ・携帯ブログへ にほんブログ村 PC家電ブログ Macへ にほんブログ村 スマホ・携帯ブログ iPhoneへ

diary Investment news