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コンピュータのエラーに真っ向勝負を挑むのはもう無意味だと考えるようになってきた件。

昨日、2017年に書いた記事を参考にしていただいた方からメールをいただきました。

どうしてもその通りにできない、と。

これです↓

【解決】同期セッションを終了できなかったため同期できませんでした。 MacのiTunesとiPad Pro。

自分も3年半ぶりに同様の作業をしてみましたが、確かに、できませんでした。というより、「できなくなっていました」。

これに関して検索をかけると、出てくるのはターミナルをいじるなど。できればターミナルだけはいじりたくない(いや、現在ではターミナルをいじってもダメだと思う)。

そして、自分のID(管理者)ではなく、もっと上位の強力なID、「root」でログインして試みてもダメ。

- [参考] Mac でルートユーザを有効にする方法やルートパスワードを変更する方法

上記を全てアップルにも報告してみましたが、結局解決はしませんでした。画面共有しながら一緒に試行錯誤した結果、最後に教えてもらったのが以下のURL。

- Mac のシステム整合性保護について
https://support.apple.com/ja-jp/HT204899

つまりは、この記事が出た2019/9/26より、システムファイル等はいじれなくなったようでした。

ということは、以前書いた「【解決】同期セッションを終了できなかったため同期できませんでした」というトラブルは、現在解決することができません。

はてさて困りました。

この記事は今も結構読まれており、今まで感謝のツイートやメールも何度か頂いたのですが、ひとまずはできなくなった旨を追記し、また今後自分も、同じエラーが出た際に解決できないということになりました。

ちなみに、「同期セッションを終了...」うんぬんのエラーは、Google検索しても多く出てくる案件でもあるのに、昨日のアップルのスペシャリストは把握できていませんでした(この時点でも解決は無理っぽい)。

だいたい、ネットでさんざん調べてダメだった場合、アップルに助けを求めてもどうにもならないことのほうが多い今日この頃、上記エラーは現状では解決できないと思って良いと思います。

ここで選択肢は2つ。

①真っ向勝負で解決を試みる
②諦める

今までは私は①でした。でも、ここで数時間、または数十時間を犠牲にして考えても、問題はそもそもOSにあったり、アップデート一発で直ったり、はたまた再起動だけで直っちゃったりなど、結局原因なんてわからず、考えたところで無駄骨だったということも多々。

また、解決できたとしても、OSがガラッと変わっちゃえばそのノウハウは記録としては残っても、もう二度と使うことのない苦労となります。

 

そうなんですよね、コンピュータって原因不明案件が結構あるんです。昔のGalaxy Note7爆発騒ぎもしかり、作った人ももう複雑すぎてわからないという(笑)。

もちろん致命的なトラブルであればなんとか応急処置、または代替案を見つけますが、それに数十時間を費やすなら、何も考えずに「初期化一発数時間」を選んだほうが良いのではということに最近落ち着きつつあります。

そのためにうまくコンピューターと付き合うには、「無駄なカスタマイズ」はしないこと。なぜなら、初期化すると全部やり直すことになり、それ以前に初期化を判断する思考もマイナスになります。

「なるべく買ったままの状態で使う」「何をいじったのかを全部記録しておく」「ファイルはあちこちに置かない」、というように、いつでも逃げ出せる状態を作っておくというのもうまく立ち回るコツですね。

で、何かあったらすぐ初期化。

初期化すれば一発でほとんどのことは直りますし、直らなかったとしても問題の切り分けもしやすくなります。

最近は、「バックアップから復元」的な機能も増えてきましたが、そのバックアップ自体に問題があれば何回やっても同じこと。やっぱり初期化は気持ち良いです。

なんて、まぁそれでもきっと、自分の場合はとりあえず真っ向勝負しちゃうんですけども。

「同期セッションを終了できなかったため同期できませんでした」。

もう二度とこのエラーが出ないことを祈りつつ。

 

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