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日興証券、今週中の発注廃止。さらに信用クロスも廃止かと慌てた日。今後の優待クロスは果たして。

クロスのために信用買い※を入れると上のような警告が出て少し慌てたので、緊急に?ブログを書いております。

※直接現物で買うより一旦信用買いをして現引きすると手数料が節約できる。

情報自体は5/19に出ていたものなのですが、当日まで全く知りませんでしたよ(情弱)。

今回日興証券で変更になったのは以下の2点。

 

①「今週中」での発注廃止。

【日興イージートレード】一般信用取引新規売建注文の「今週中」注文の取扱廃止について(2023年5月19日)│お客様へのお知らせ│SMBC日興証券

こちらは実は知っていました。

今までの日興証券の特徴として、クロス時は信用売りの発注を「今週中」に設定することで一週間在庫を確保することができていました。しかし今後はこれができなくなりました。

ということは「金曜17:00の争奪戦」もなくなるということで、これはこれで良いかと思っていたのですが、慌てたのは次。

 

②クロス時は売買のどちらかで「寄付」または「引け」の指定が必須に。

【日興イージートレード】国内株式(現物取引)および信用取引におけるクロス取引のご注文について(2023年5月19日)│お客様へのお知らせ│SMBC日興証券

こちらは恥ずかしながら情報を得ていませんでした(なので冒頭の画像のような注意が出て、注文が出せず慌てました)。

※念のため、「寄付」は「よりつき」です。「きふ」ではありません(笑)。

 

今までは注文時に「成行」だけにチェックを入れ(すると執行条件は自動的に「なし」にチェックされる)、そのまま注文を入れていたのですが、この部分を「寄付」か「引け」のどちらかのチェックが必要となりました(売りか買いのどちらかで入っていればOK。なので、売り時にチェックせずとも買いの際に入れれば良い)。

ただこれはザラ場でなければ「なし」=「寄付」になりますので、言ってみれば「なし」も「寄付」も実質同じであり、知ってしまえば一回クリックする手間が増えただけで大きな問題ではないですね。

つまり、今まで通り「両方とも信用売買のクロス」は使えます。

 

今までのクロスの流れと変更点

<今までの例>
①金曜17:00に一般売りで「約定しない程度の指値」で在庫を確保。
②翌週木曜夜に「指値」を「成行」に変更、同時に制度買いを「成行」で入れる(クロスセット完了)。
③金曜9:00に売りも買いも同額で約定(クロス完了)。
④約定日の15:00までに制度買い分を現引き(これで制度買い分は現物買いとなる)。
⑤権利付き最終日の17:00以降に現渡しする。

<これからの例(ザラ場でない場合)>
①随時「成行」にして執行条件を「寄付※」にして在庫を確保。
②翌日約定されるので、その日のうちに制度買いを「成行」で入れる(クロスセット完了)。
③翌日9:00に売りも買いも同額で約定(クロス完了)。

以降④、⑤は同じ

「寄付」にるすのは②の制度買いでもどちらか一方であれば良い。

※ザラ場である場合は今までと同じ、「成行」を「引け」で入れ、前場であれば後場に現引き、後場であれば翌日現引き。

 

まとめ

今回2点の変更がありダラダラと書いてきましたが、冷静になると変更点は「今週中」の発注ができなくなったの1点ですかね。争奪戦がなくなった分アクセス状況はどのように変わっていくのか、しばらくは様子を見ながらです。

一つ言えるのは、ここ数年で明らかにクロス人口が増えたということでしょう。そして何より、情報は大事です。

 

↓関連記事です。

意識高い系主婦ご用達、優待クロス取引とは?Q&A形式で解説。

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