2019、大失速のアップルは世界を引っ張れるか。新年のご挨拶。
あけましておめでとうございます。
全然関係ないですが、バニアエアは今年10月でピーチに経営統合されちゃいます。乗るなら今のうちに。LCCの利用者は明らかに年々増えているのですが、ANAさんも一本化するメリットのほうが大きいのでしょう。細かくは素人はわかりません。
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さて、2018年はいかがでしたでしょうか。
世界経済でいうと、さんざんな年となりました。大小問わず、損失を被った方々がほとんどだと思います。しかし、こんな時でも勝つ人は勝つんです。この辺を左右するのは情報量。2019年も要勉強です。
- image via World Stock Market Capitalization Ranking 2018
昨年は、1兆ドルを超えて話題となったアップルとアマゾン。この二強は今後数年はかたいと思っていましたが、その座は先日あっさりと奪われました。
マイクロソフトが強いというより、
アップル&アマゾンが勝手に滑落していった
という表現が適切です。
ちなみに、Facebookにはもう目も当てられません(笑)。
特に、アップルが世界1位の座を受け渡したショックは大きいんじゃないでしょうか。何でもそうだと思いますが、「トップが交代する」という事態は、方向性を失って心理的にも非常に不安定になります。年末の世界的な大失速はまさにそうですね。続く負の連鎖で、おかげで日本も大ダメージを受けました。
上はNYダウの二年間です。
何しても勝てた2017年に比べて、2018年の不安定さがよくわかります。特に10月からの大失速は、米ハイテク株が総崩れしてしまった結果。そこにファーウェイがいらぬ追い打ちをかけてくれました。最悪です。
2018年は、6月のFacebookの大暴落に始まり、ハイテク業界の終焉も多方面で噂されました。
今までの期待値が高く、単にそれが一旦落ち着いただけとも取れますが、スマホから何から全てにおいて飽和ムードが漂いました。私も、2017のような再上昇はもう難しいかと見ている一人です。
ただ、アップルに関してはちょっと特殊かなとも見ています。
みんなに真似されるモノを作り続けてくれる限り一定数のファンは離れる理由がないですし、やはりアップルのガジェットは最高級品なんですよね。買いたくても買えない人が世界中にはたくさんいます。仕方がないから安い他製品を買うんです。この価値がどこまで続くかに尽きるでしょう。
しかし今後は、「iPhone XR」みたいな、アップルファンをガッカリさせるような中途半端なものが出てこないことを願います。まんまと5cの歴史を繰り返しました。
さて、とはいえアップルは、ハイテク株には珍しく、しっかりと配当も出してくれる優良銘柄です。株価収益率(PER)も現在約11倍と、他ハイテク株のお化けのような数値(期待値)に比べて極めて低く、この点からも優良性が伺えます。つまり、「期待された分ちゃんと儲けている」ということ。
過去10年で見ると昨年の失速度がよくわかりますが、そもそもそろそろ一旦ガス抜きが必要な時期に来ていたことも確かです。特にこの2年間、勝ちすぎました。
オリエンタルランド(4661)と同じで、この銘柄はまだ「ほっときゃいい」という考え方です。その根底には、「最高級のガジェットを提供し続けてくれている」があります。
まだまだ今回の滑落は止まっていませんが、この企業は今年も楽しみです。
ただ、毎年iPhoneを買い換えるかはそろそろ岐路に来ています。4sから7年連続で買い換えていた私にさえそう思わせてしまった技術の天井感。間違いなくこの辺も株価に影響していますね。
でも、Apple Watchは100%新型に買い換えます。この間買い換えたばかりですが、まだ伸びしろありそうですよウォッチは。
今年は良い年となりますように。
↓関連記事です。
↓そして、こんな劣悪な状態でも上昇したオリエンタルランド。