diary Splatoon

転売屋は本当に悪なのか?を考えてみる。ニンテンドースイッチが高すぎる。

人気が出そうな商品を真っ先に買い占めて色を付けて売る、という商売は遥か昔からあったはずですが、近年目につくようになってきました。最近だと、Nintendo Switch関連は根こそぎやられておりますね。

 

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Amazonのレビューなんかでは「転売屋撲滅運動」的な書き込みもよく目にするようになりましたが、転売、いわゆるその「せどり」で儲けようとする人たちは果たして本当に「悪」なのでしょうか?

 

今から約18年前にヤフオクが始まって、一般人でも気軽にモノが売れるプラットフォームができました(その前から何かあったかもしれませんが、私は2000年にヤフオクを始めたのが最初です。当時の名称は「ヤフーオークション」)。

それはちょっと感動しましたよ。

家にある、「自分はいらないけど欲しい人がいそう」なんていうモノはバンバン売れましたから。今iPhoneを毎年買い換えられているのもまさにこのおかげでもあり。またその逆もあり、絶対手に入らないであろうモノが手に入ったり。

今まで私もそこで数えられないほどのモノを売ったり買ったりました。たまーに、買った額より高い値がつき、申し訳ない気持ちになったこともあります。

あたりまえですが、価値があって、そこに多くの需要があれば値段は跳ね上がります。今はヤフオクだけでなく多種多様なプラットフォームが増え、ここに目をつけてそれを生業とする人も増えてきた結果、今のような「転売天国」が一般化してしまいました。

でも落ち着いて考えてみると、モノは流通経路が増えれば増えるだけ値段は上がっていくわけで。ということは、その辺のコンビニだって小売店だって、仕入れ値にいくらか上乗せして売っているのは当たり前であり、そこを突いて「仕入れ値で売れ!」なんていう人はいないでしょう(まぁ、今回はその仕入先が問題なんだけど)。

 

定価・希望小売価格・オープン価格

Nintendo Switchのオフィシャルストア価格は【29,980円(税別)】。ネットでは「定価」と騒がれているが、オフィシャルではどこにも「定価」とは書いていない。

まずモノの値段の基準となる、「定価」と「希望小売価格」と「オープン価格」について整理してみよう。

 

■定価
決められた値段で、値上げ値引きは認められない。

日本において、書籍、雑誌、新聞、音楽、タバコ製品の再販売価格維持が認められている商品では、代理の小売店で定価販売が行われている。電気自動車(プラグインハイブリッドカーを含む)は、値引きして購入すると補助金が減額されるため、事実上定価販売が行われている。
定価- wikipedia

■希望小売価格
製造元が小売業者にあらかじめ希望額を提示し、いくらで売るかは小売業者次第。

■オープン価格
製造元が販売価格を提示せずに、小売業者に販売価格を一任。製造元が設定するのは卸値だけ。

二重価格表示問題を契機に「オープン価格」が普及
2000年に公正取引委員会から「製品の価格を実際の市場価格に近づける努力をすること」との通達が行われます。これを受けて、メーカー側も最初から市場に任せるオープン価格を採用するようになったと言われています。
意外と知らない!?オープン価格・定価・希望小売価格の違いとは

 

要するに、Nintendo Switchの価格は「定価」ではないので、いくらで売っても誰も文句は言えないわけである(独占禁止法的な分野は専門外なので間違っていたらツッコミ希望)。

今回の大きな問題は、公式ストア価格より高くなっちゃっていることで、「普通に買うより高いから悪い!」と即座に考えてしまいがちですが、逆に安い場合は今度は同業者から「おい!」ってなるわけでもあり。

転売屋は転売で生きていくのに必死なわけで、いろんな情報を集めて査定して、真っ先に足を運んで買いに行って、という苦労をしているのも事実でしょう。

逆に考えれば、ちょっと高いお金を出せば、並ぶ苦労をしなくても買える環境が生まれたとも言えます。

結果的に製造元が意図しない経路ができ、意図しない値段になっちゃうわけですが、良いか悪いかで言えば、悪いことではないわけで(でなきゃもれなく全員逮捕されてる)。

なんて書くと転売屋を擁護してるようで、即炎上コースになりそうですが(笑)、好きか嫌いかで言えば、嫌いな部類に入るのも事実。モラルとしてはやっぱり疑問符ですね。

個人的には「憧れる商売」ではありません。

とりあえずこの辺は、法律ができるのを待て。

 

また今回、「化粧箱のみ」ってのが売られているのも「考えたな」と思いました。

今回、日本でも早々と「スプラトゥーンセット版」が売られています。しかしあらかじめ、箱も、コントローラーも、おまけのステッカーも、全部バラ売りで揃えられるようにして、値段が高騰するのを避けたのでしょう。

要するに、私のように「こんなセットは実際には存在しない架空のものだ」と思うほど希少価値があるセットでも、自分で作ろうと思えば同じセットが作れちゃうんですね。

 

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