続・アップルショックはいつまで続く?NYダウが9年2カ月ぶりの下げ幅で慌てる。
これはまいった。
下げ幅は2008年12月1日以来、9年2カ月ぶりの大きさ。市場予想を上回る米雇用統計を受けて米長期金利が上昇。株式の相対的な割高感が意識され、幅広い銘柄に売りが優勢となった。
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ここのところイケイケで高値圏を突き進んでいましたから多少の失速はしょうがないとしても、昨晩はちょっと売られすぎましたね。とはいえ、25,700ドル付近(25日平均線)で下げ止まると楽観視してたのですが、朝起きたらそれも突き抜けてました。
ダウ平均を構成する30銘柄はすべて下げ。
これはもうどうしようもなかったです。
アマゾン(AMZN)がひとり気を吐き、ネットフリックス(NFLX)も持ちこたえるも、他が総崩れ。決算ラッシュの次期もあって非常に不安定な一日でした。
はい、まなぶろぐ史上最長のタテ長画像でお送りいたしました(笑)。
ちなみに、半年前まではアマゾンとGoogle、どちらが先に1000ドルかで争っていましたが、最近はハッキリとその差が出てきたようです。
止まらないアップル(AAPL)
しかしアップルの下げが引き続き止まりません。昨晩はなんと-4.33%。
昨日、2018年度第1四半期(2017年10月~12月)の業績を発表して過去最高の売上高を記録しましたが、「出荷台数」には伸び悩みが出ています。
要するに、iPhone Xで単価を上げた分売上は更新できたが、台数が出なかったということ。オフィシャルのプレスリリースでは一見前向きな内容に取れますが↓
新しいiPhoneラインナップからの過去最高の売上高を含むブロードベースでの成長によりApple史上最大の四半期業績を発表できますことを嬉しく思います。iPhone Xは私たちの予想を超える売れ行きで、昨年11月に出荷を開始して以来、毎週最もよく売れるiPhoneとなっています。
いずれにしても減産は間違いないようです↓
iPhone X向け有機ELディスプレー(5.85型)については、2018年第1四半期(1~3月期)の5000万枚規模の計画がほぼ半減し、この第1四半期の結果次第では、同年第2四半期(4~6月期)は生産が行われない可能性がある。
iPhone 8が中国市場で不振だったことも影響はあるでしょう。ネーミングも、今回は中国市場を狙って、「7s」を飛ばして、中国で縁起が良いとされている「8」にした説。しかしその中国でも、8を飛ばしてiPhone Xの発売を待つユーザーが多かったことも世界共通だったようです。
いや〜もう今年はSE2発売とかやめて欲しいですね。さらにユーザーが分散しそうです。
こちらは週足5年のチャート。
2015年後半〜2016年は、チャイナショックと大統領選も絡んでいますが、130ドル付近までの完全復活に約2年を要しております。今回これ以上の下げがあった場合は、もしかしたらを覚悟しても良いかもしれません。
個人的には、150ドルまで下げるとちょっときつくなるかな、といったところです。
とは言え、時価総額世界一位を走る企業。まだまだブランド力の衰えはないと見て、下げたら逆に絶好の買い場だと強気で考えています。
↓8買うなら、7でいいや、って思ってしまうのは私だけではないはず。