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SBIがバンガードS&P500インデックスファンドを開始。VOOへの投資がより身近に。

9月26日、SBI証券が「SBI・バンガード・S&P500」の販売を開始します。

- プレスリリース|SBIグループとバンガード 初の共同ブランドファンド

「バンガード・S&P500」といえば、いわゆる人気ETFの「VOO」ってやつです。現在の本場の価格はこちら↓

 

現在268ドルなので、今のレートで概ね1株3万円弱くらい。比較的1株単価が高額な部類に位置付けされるでしょうか。

それが日本円で、少額から、かつ「つみたてNISA対応」で購入できるようになるという、非常に魅力的なファンドが誕生します。その信託報酬も0.09264%と、遂に0.1%を切ってきました。

 

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「円換算ベースでの全米への投資」としては、2年前の「①楽天全米株式インデックスファンド(VTI)」の販売が衝撃的でしたが、続いて昨年7月には「②三菱UFJ国際・eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」、そして今回の「③SBI S&P500(VOO)」と、畳み掛けるように全米への投資がとっても身近になりました。

②③はどちらも「S&P500」に連動しているので、値動きは同じになるはずです。ゆえに、単純に信託報酬の違いとなってきますから、三菱UFJ国際と比較すると新規参入としてはSBIの方が魅力的ですね。

そうなると最終的に、「VTI」か「S&P500(VOO)」か、という選択になってきますが、個人的な感想としてはどっちも大差はないですかね。

ざっくりとした違いは以下。

●VTI=米国の約4000銘柄で構成され、米国のほぼ100%をカバー
●S&P500=大型銘柄を中心に米国株式市場の85%程度をカバー

VTIが「ほぼ全米投資」に対して、S&P500が「小型を除いたほぼ全米投資」という認識で間違いないかと思います。

ですから「大差ない」というのは、どちらもほぼ似たような動きにはなるのですね。

昨年「三菱UFJ国際・eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」が発売になったときも、結局スルーしてしまいました。

今回も正直、個人的には「VTI」どっぷり民なので、微妙といえば微妙ですかね。

 

上は、楽天VTIの2年間のトータルリターンです。

しかし「ほぼ同じような動き」となるならば、信託報酬が安いものに軍配が上がります。という意味ではこれを機会に「SBI S&P500(VOO)」に鞍替えしても良いかもしれませんね。

VTIへの積み立てを停止するかは未定ですが、この「SBI S&P500(VOO)」は、恐らく私は販売スタート初日から買っていくと思います。

分配金はまだ未確認ですが、恐らくVTIと同様に再投資でしょう(分配金を出さない代わりに複利運用にまわす)。

分配金には税金(約20%)がかかってしまうので、再投資運用は個人的にはウェルカムです。

つみたてNISAを利用している方は多いと思いますが、いずれにしてもつみたてNISAで(もちろんiDeCoでも)、「VTI」にも「S&P500」にも投資できるというのは素晴らしい傾向です。

特に「米ドルを持ちたくない」という方は、現地とほぼ同条件でVTIやVOOが買えるのはそれだけで魅力でしょう。

米国はここ10年が出来すぎており、いつリセッション(景気後退)が来ても不思議じゃない状態が続きますが、日経平均を見るよりは遥かに元気が出ます(笑)。

 

来たら来たで、倍プッシュです。

 

↓関連記事です。

楽天・全米株式インデックスファンドの成長。投資金額暴露で書いてみる。

 

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